2015年08月の記事一覧 | やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

むすこと立山登山（後編）

11:21　景色を堪能したら龍王岳を出発。一ノ越を目指し緩やかに下っていく。むすこはそろそろ昼食にしたそうであったが、やまやろうはアレが欲しいので何とか一ノ越まで頑張るよう説得した。山荘はずっと見えているがなかなか近づきませんな。そういう時は高山植物を見て心を落ち着かせよう。11:59　一ノ越に到着。ちょうどお昼ではないか、さあ、おにぎりを食べよう。とその前に、やまやろうにはこれがあるのだ。一の越山荘で購入（600円）。プシュと開栓するとあわあわこぼれてくるではないかー、じうじうすする。うめーやっぱりホンモノビールだよ。むすこはおにぎり。やまやろうは笹かまをつまみにビールをあおる。食べ切ったら魚肉ソーセージもつまみになる。ここにはＮ川小学校の生徒がたむろしており、一般客は石垣の方とか室堂側の斜面に座らざるを得ない。ターミナル方面は雪と緑と雲の競演、まさに夏山といったところ。12:30　下山開始。小学校の列よりも先に出る。これを連れて行く先生は大変だなー。山伏の格好をした男性が3人登ってきた。ホンモノかしら。小学生の列を見て、サービスで「ぷおお～ぷおお～」とホラ貝の音が響く、すげー。夏空に　沸き立つ雲間と　登山者と雪渓横断で小学生の先行の列に追いつく。きゃーきゃー騒いでいる姿を横目に、キックステップでがしがし追い抜いていく。渡り切る少し手前でむすこプチ滑落。13:08　ターミナルまで直行しても時間がだいぶ余りそうだ。室堂山荘手前の雪渓を北上して、玉殿岩屋に向かってみる。岩屋は二つあり、どちらも人がビバークできる十分な大きさがある。こちらは更に大きい奥の岩屋。崖の先には滝の流れがあり、食料さえ調達できればここに籠って修行ができるのも納得だ。山菜を食べる？玉殿の　岩屋に籠り　何悟る往路を引き返し室堂山荘前で休憩。むすこもお疲れだ。さあもうひと頑張りしてターミナルへ行こう。13:40　室堂ターミナル到着。むすこよ、よくやった。冷たい湧水をボトルに詰めてお土産にしよう。15時の集合・出発までは大分時間がある。山スキーなどで来た際には行かないところに行ってみよう。旧峰本社が展示されているところには初めて入った。一部実際の部材を使って再現されている。あんまり有難みは感じないのだがー。家への土産は、鉄板商品の星の雫である。それから立山地ビール（400円）を買って日陰で乾杯。地ビールと称しながら製造は新潟とはこれいかに？むすこは魚肉ソーセージ。こんなに時間があるのは珍しい、立山自然保護センターに行ってみよう。貸し出し用のクライミングヘルメットが大量に並んでいるぞ。一ノ越－雄山間の人口落石用ですか？ライチョウを目撃したかったな、室堂山周辺での報告が数件寄せられていることから、我々も目撃できた可能性はあった。いつかむすこに見させてやりたい。14:53　集合が早めに済んだので、予定よりも早めにバスが出発する。ひと眠りしてあるぺん村。ここからは缶コーヒーを飲んでいたので起きていた。17:13　工場に帰ってきた。来年以降もこの歩こう会が続くためには、沢山の参加者が必要である。今回若者がいなかったのは何でだろう。登山の良さを会社でもっとアピールしようかー。

むすこと立山登山（前編）

健保主催の立山登山であります。今年は家族5人全員で行けるかと思っていたが、昨年同様むすこと2人である。ねえちゃんも小一なのだから、登れるはずなのだが。6:45　工場に集合、バスは一台だ。今年の参加者は27人とのこと。44回の歴史があるこの歩こう会であるが、過去最低かもしれないとのこと。こどもを除けば、やまやろうが最年少？？Ｇ会に興味のある山好きＪ君は、私用とかで残念ながら不参加なのだ。バスの中では、むすこと仲良く寝ていた。9:03　室堂ターミナルに到着。山支度を整えて最上階に出ると、つるぎくん、きときと君、立山くんのコラボレーション。昨年も撮りました。暑い！避暑に来たつもりであるがどうなんよ。麓のまとわりつくような熱気ではなく、カラリとした暑さなのが救い。多くの観光客がいたが、ハイシーズンでこんなものか、という印象も抱く。9:16　ターミナルを出発。浄土山を指差し、先ずはあそことむすこに教えてやる。忠実に登山道を歩く。意外とこのコース、登山者が多い。ガイド付きグループも2組ほど。普通の登山者なら、雄山の往復か浄土方面だわな。間違っても龍王岳を一周するとかはしないでしょう。立山を　仰ぎ見光る　チングルマ9:55　浄土山の登山口。人の往来が多い。ここから室堂山への往復は僅かなのだが、むすこに行くか訊いてみたところ、浄土山に早く行きたいとのこと。水分を補給してから向かいますか。雪渓を横断し段差の大きい登山道に取り付く。33歳になっちゃったよーと暴露している山ガール達と相前後しながら登る。ペースはむすこに合わせる。こんな岩屋？がありました。むすこいわく涼しいんだってさ。花はちらほら、これはヨツバシオガマ。やまやろうは黄色系と白色系の同定が苦手。覚えたものもかなり忘れてしまっているなあ。仕事のことも山のことも覚えられなくなったとしたら、やまやろうに何が残るのか（ブログだけ）。標高が上がるにつれて高山植物はハイマツに変わり、岩がごろごろしてくる。もう少しだ。10:28　浄土山（2831m）に登頂、やったね！立山がどばんと見える絶景地。おにぎり一個を消費。相変わらず雄山への登路は人が連なっておりますな。来年行くとしたらどのルートを歩こうか。むすこは剱岳は分かるようだ。気持ちのよい景色を堪能したら、長居はせず移動する。浄土山から龍王岳までの稜線からは、北ア南方の山々が一望できる。ここで撮影した作品が岳人に掲載されたのは過去の話。これからどういう写真ネタをこしらえていこうかー。10:57　富大施設前を通過、次に目指すのはあそこです。結構時間がかかるかなと思ったが案外あっさりであった。11:09　龍王岳（2872m）に登頂！登頂者と撮り合い。いい景色です。龍王岳南面の岩峰。過去Ｇ会でも登攀しているが、岩の状態は余りよくはないみたいだ。雷鳥沢で合宿をすることになったら、登攀の対象となるか？後編に続く！

蜂がつ　つ痛いちー

今日は朝からむすこと立山登山であった。詳細は写真とともに掲載の予定である。バス集合がすんなりいったものだから、帰りの到着が予定よりも45分くらい早かったか。まだ日は高いので、昨日の草刈りの続きをやることにした。山で汗をかいた身体、追加でかいても構わない。今日は伸びに伸びた植栽を強く剪定していく。植えた年に雪で折れ、根本に近いところから横に枝が伸びているので見た目がとてもよろしくない。樹形を見ながら剪定ハサミとノコギリで、ばっさばっさと切っていった。切った枝葉がとんでもない量になっていったが、その処分は区長に考えてもらおう。気持ちよく作業が進み、植栽の半分ほどを片付けた。残り半分が伸びの大きい範囲となる。そこを手がけようと一本の木に近づいて枝を切ろうとしたら、激烈な痛みに襲われた。思わず「痛ててててぇー！」と叫んでしまった。ヤブの奥にハチが数匹飛んでいるのが見えた。痛みに耐えながら頭を低くしてその場を避難した。左手と左太ももを刺されている。先ずはシャワーの流水をかけながら患部を潰して毒を搾り出した。それからクスリを付けて冷やす。左手の腫れは引いたが痺れるような痛みは残っている。太ももは大きく腫れた。冷やしていても痛い。数時間から一日は痛みが残るらしい。何のハチに刺されたかが分かれば対処も少しは細かくなるのだが、一瞬しか見えなかったからなあ。山屋はハチに刺されるリスクが高いと思われるが、まさか自宅のそばでやられるとは思っていなかった。ハチが潜むようなヤブができるまで植栽を放置しているのは、やはりよくなかったのだな。悔しいからハチを駆逐してから再度バサバサ剪定していこう。