やまやろうが、なぜ、プロトレックPRG-600YB-3JFを選んだのかを教えよう。
一番の理由は、見た目に尽きる。それでは話にならないので、順に説明しよう。スントはかなり使い込んでいた。見た目ボロボロ。新しいものにしたかったが、まだ動くから使っていた。そして更新は躊躇していた。「まだ動くのに、新たに買っていいのか」「高機能な山用腕時計は、自分ごときが買っていいのか」「そんな時計を買うなんて、身分不相応ではないか」「どうせ使いこなせないのでは」根拠のないビリーフ(思い込み、固定観念)が、次々に頭に浮かび、なかなか先に進むことができなかった。それならばと、先ずはカタログを入手した。ソーラー駆動でアウトドア系といったら、まあカシオしか思い浮かばないわな。SEIKOにもソーラー駆動のアルピニストというのがあるのだが、見た目が華奢でしょ。登山で使うのだったらもう少しごついのがいいのかなと。もちろんやまやろうの偏見なので、気にしないで下さい。プロトレックの紙カタログを入手して、ぺらぺらめくる。あんまりに高機能なものは使いこなせないので、ベースモデルを検討した。PRW-3500-1JFは、20気圧防水なのが気に入った。通常液晶なところも良い(はやりの反転液晶は、視認性がいまいちなんだって)。PRW-3100-1JFは、コンパクトながら必要な機能は全て備えている。スントは面も広く厚みもあったから普段使いにはちょっと大き過ぎる感じがしていた。服の袖を通らないのだ。コンパクトであるなら、引っかかりを気にすることなく使える。二択に絞り(ほぼPRW-3500にしていたが)、価格.comの価格推移を毎日チェックしていた。しかし、昨年末にネットチェックしていたら、さらにぐっとくるものを見つけてしまったのだ。それがPRG-600YB-3JFであった。実は機能的には割り切っているところがある。・クォーツ式(電波ソーラーではない)・風防は無機ガラス(サファイアではない)・ベゼルはステンレス(チタンではない)全部乗っけたら、価格がとんでもなく上がってしまうからなあ。細かいところでコストダウンしているようだ。それでも定価は48,000円する。年末年始にかけて毎日価格.comを確認していた。価格変動お知らせメールも配信した。そこまでするのも理由がある。実は昨年12月下旬に、31,800円くらいまで値下がりしたのだ。その後数日で35,500円まで急騰、現在まで高値安定となっている。ひょっとしたら、一瞬だけどーんと値下がりするのではと淡い期待を抱いていたが、あんまりにも引きずると精神衛生上よろしくないので、密林でポチしました。密林は最安値店舗とほぼ同じ価格で二位。ここからさらに怒涛の割引テクニックを使う。密林なら送料無料、貯めていたギフト券使用、そしてポイント還元があって、実質定価の▲59.5%での購入となった。定価の六割引き相当なら買ってもいいんじゃね、と思えるではないか。ていうかそこまで安くなっても買わない慎重さが凄いよ、あんた。現物を腕に着けて感じたこと。・盤面が大きいけれど意外と軽い(樹脂ケース)・ライトボタンですぐに点灯(布団の中で時刻確認してもスマホに比べて眩しくない)・バンドが意外と太い(幅が24mmある)・金属ベゼル10時の部分に当たり傷がある(CHIの文字の上、諦めよう)リアル店舗で試着した際は、布バンドは汗汚れで臭うことがあると指摘された。スントも布バンドであったが、臭いは気にならなかったし、洗えばいいし。どうにもならなくなったら、NATOバンドをネットで買えばいいのだ。オリジナルバンドは厚みがあるからNATOバンドにしてしなやか装着感にする手もある(2mm→1.1mm)。山でのデビュー戦は、1月29日の放山を予定。それまでに機能を覚えておかないとなー。にほんブログ村にほんブログ村