赤岳はVBLシステムを採用しても寒かった。
両足とも足指の先にしびれが残る。凍傷になりかけたのだろう。厳冬期の登山靴は、スポルティバのネパールEX。保温材のない昔の型だ。2003年12月に、大辻山で試し履きをしている。18年も履いているのかー。2019年にソールを張り替えている。21,870円。赤岳同行メンバーと話のネタになった。2万ちょっとと回答していたと思う。修理はこれだけ。丈夫な靴だ。一生モノではないだろうか。寒いけど。要は革一枚なので冷える。今回は薄手の(街では)あったか靴下にVBLシステムとしてのポリ袋を被せ、厚手ウール靴下の構成とした。履き始めから指先が冷たく、それが回復したのは下山時の北沢歩きだった。遅い。靴の中での指の自由度でもかなり冷たさが違うことが分かった。右足は爪先寄りになって若干きつめ、左足はかかと寄りで少しゆったり目。靴の入れ具合のほんのわずかな差で、指先のしびれ具合が違ったのだ、当然右足のしびれが強かったという結果。靴下を重ね履きすると、登山靴の中はきつくなってしまうから空気層をいかに残すかが大事だと分かった。薄手の靴下は不要だったかもしれない。VBLをやるならば、靴下の上からではなく、素足に直接ポリ袋をかぶせた方が効果的ではないかと思っている。山行ごとに思い付きでレイヤリングしているので、効果の有無を検証しきれていない。データをさらに蓄積して、ブログでフィードバックしたい。楽天ブログのテーマランキング「山登りは楽しい」で上位5つを独占した。これは珍しいことはでなくて、2021年は14回経験している。例会山行記録を連続アップすると、こういうことになりやすい。ニッチなところで一番を獲る。企業活動も同じ。今のところこれで満足。有名になりすぎると、面倒なことが多いからねえ。