レスキュー講習会ネタ(ツェルトの張り方)
ツェルトは、結べる紐があったら結んでおいて収納しておき、すぐに被れるようにしておく。雪山で吹雪いている時にビバークするとしよう。ポールを立てる余裕がなかったら、ツェルトを被るしかない。その際、被ってから各所の紐を結んで袋状にできるのかということ。これを聞いた時には、確かにそうだと思った。ツェルトが一枚布だと、風であおられてなかなか内部に入ることができなかったという経験がある。ツェルトを張るには、2mm程度の細引き7m×2本、サイド部2m×2本、ペグ10本が必要だ!これは、やまやろうが個人的にツェルトを張った際も感じたこと。細引きについては、ツェルト設営専用のガイラインを購入済み(自在付き)。ツェルト内の空間確保については、サイド部の引っ張りが必要だ。現在は、1.18mmパラコード2mを用意していて、ツェルトに木ダボを巻き込み、パラコードをクローブヒッチで結束してペグに伸ばしている。快適空間の確保には、サイド部の引っ張りは必須だと思っている。そのためペグの本数は、ツェルト四隅の4本、ガイラインの4本、サイド部の2本の合計10本は、最低必要。モンベルのアルミVペグ16cm(1本10g)はお勧めです。ツェルトの張り方としては、先ずは四隅をピンピンにペグダウン。それからストックあるいはポールを使ってトップを立てる。昨年10月の馬場島では熟睡でしたよ。ガイラインの末端は、引き解け(ミュールノット)にする。ツェルトを張っているうちにだんだんと結び目が硬く締まってくるから。警備隊は特別なツェルトを持っている。LiFSYSTEMSのSURVIVAL SHELTER2である。これはかぶるだけ、便利だね。