キックスケーター試乗記
会社帰りにさっそく試乗してみた。各社から色んなキックスケーターが出ているが,「SUNPIE」なるブランドのもの。【4月18日10時~p10倍&10%OFFクーポン】キックボード キックスクーター 折りたたみ 8インチ ビッグタイヤ ビッグホイール キックバイク キックスケーター フットブレーキ 大人 子ども 子供用 大人用 ベルト付き ビッグサイズ 子供 プレゼント クリスマス ラッピング可車体重量は5.6kg、耐荷重は100kgである。自分の体重と雪山装備を担いでも耐えられる仕様だ。車輪は直径20センチと大きく、安定感がある。多少小石を踏んだり溝を越えても、ハンドルが取られることは少ないだろう。早月川右岸河川敷は車の往来が少なく、かつ平坦だ。サイクルヘルメットを装着してそろりと走り出す。河川敷なので当たり前だが上流に向けて緩やかに登っている。一蹴りでそれなりに進むが、蹴る回数は多いと感じる。中腰体勢で蹴り続けるので、身体を支える方の脚が疲れてくる。適度に蹴る脚を交替することになる。やまやろうは左脚で蹴る方が力強かった。効き脚には個人差があるだろう。自動車が二速で上がるような坂は、蹴って進むことはできない。大人しく押して歩こう。どこまでの斜度なら蹴って進めるかは、色んな道を走ってみないと現時点では分からない。その坂でブレーキの効きを確認したが、結構強力だと感じだ。これなら下り坂で速度制御不能になることはないのではないか。650mくらい走ってみると、5km/分のペースだ。自分のジョギングペースよりかは早い。とっても早く移動できるわけではないことが分かった。これで斜度がきつくなったらさらに速度は落ちる。蹴っても蹴っても前に進まないのではなかろうか。その代わり、緩い下りであってもほぼ漕ぎが不要なくらい車輪が転がってくれた。キックスケーターの真の使い方は、下りの移動時間を早くすることなのだ。乗る位置によっても身体への負担が異なる。ハンドルに重心を近づけた方が、蹴り出す脚が軽い。腰は落とした方が足裏が長く地面と接触するので蹴り出し効率が良くなる。片手運転は結構怖い。顔をちょっと触りたくても、ハンドルを取られる可能性があって全く手放せなかった。サスペンション付きだが地面の振動は掌にモロに響く。グローブ着用を推奨する。路面の状態は乗り心地に大きく影響する。砂利が含まれる白っぽいアスファルトは(写真の左側)、サスペンション付きでありながらかなり振動を感じる。砂利の少ない黒っぽいアスファルト(写真の右側)なら問題なく走行できる。林道では砂利が多い路面が多いのではないか、だったら移動が辛いかもしれない。(゚∀゚)結論。キックスケーターは、ジョギング以上自転車以下の何とも微妙なポジションである。バックパックを背負ってジョギングすると荷物が揺れて不快だが、キックスケーターならそれが緩和される(そして少しスピードアップ可能)。そこはメリットになる。ただし疲れ具合は変わらない。下りは時間短縮に大きく貢献するだろう。黒っぽいアスファルト路面かつ緩い林道の場合は、徒歩との差は拡大するはずだ。急坂や砂利道では危険なので使用すべきではない。使う林道を選ぶ乗り物だ。大きいクルマを持っている人なら、始めから自転車を選んだ方がよろしい。