テーマ:山登りは楽しい(12229)
カテゴリ:山スキー
参加者
スキー:Yた、mほ、T中、N村、やまやろう ワカン:山ちゃん、Mし、o谷 G会では2月末に僧ヶ岳フリーアタックという 例会山行を実施していた。最近それは個人山行 となっている。 今年は雪が多い。これを逃すわけにはいかない。 Yたさんに僧ヶ岳に誘われる。当初おらはワカン の予定だったが、諸般の事情で急遽テレマーク での参加となる。 4:30 会館に集合。スキー組とワカン組に 分かれて片貝川上流へ向かう。 5:30 別又谷林道起点をヘッデン点けて出発。 導水管に先行者の光。起点から堅雪が続く。 無線機、ビーコン、スマホGPSと装着するもの が多くて、やまやろうは出遅れる。 5:55 片貝別又発電所の導水管。ワカン組は アイゼンを履いて登高してショートカット。 スキー組は林道ヘアピンカーブ付近の斜面から 尾根に取り付くことにする。 早目に雪斜面に入ると、工事中の林道(と滝) に出た。板を脱いで上がると目指していた ヘアピンカーブに出た。 6:40 雪が残る崖を木をつかんで登り切って スギ林に立つ。ここからは雪の急斜面を ヒーコラ言いながら頑張る。 7:35 林道に出た。あとは勝手知ったる 成谷山北西尾根を登るだけ。 8:40 943m 雪が硬くシール面積の少ない やまやろうは急斜面は登り辛い。場所によって は板を脱いだ。 靴が沈まないのでシール登高と変わらぬ速度、 むしろ楽。 9:01 1019mピーク。 僧ヶ岳山頂が見えた。 9:28 1087m 平坦地。 10:06 1153m 1261mピーク下の急登地点。 先行者のスキートレースは樹木のない斜面を 切っている。 ここでクトー(スキーアイゼン)を装着。急斜面 でも後退することなく登りやすくなった。 10:29 1242m 急登を登り切り、凹状地形 に入る。フリーアタックで雪洞を掘る地点だ。 10:44 1286m 休憩。正面に谷筋、左右に尾根。 いつも右手の斜面に取り付く(ワカン組もこちら)。 左手に取り付いたのはツボ足2名組か。右手尾根は 締まった雪に新雪が乗り、ガリガリ滑ってしまう。 そこをクトーを効かせて巧みなルート取りで わしわしと登るやまやろう。経験が生きる場面 (いや道具のおかげ)。 11:38 1485m 毛勝山が潅木越しに見えた。 無線でワカン組と時々交信する。スキーなのに ワカンになかなか追いつけない。僧ヶ岳の稜線 に黒い点を見つけ、追いつけないと悟る。 12:15 1598m 成谷山山頂。 毛勝山の圧倒的な存在感に見惚れる。 時間としては下山のリミットが近いと 判断していたが、隊が長く伸びて連絡が 取れない。ずるずると先に進む。 12:33 1627m もういいわ、引き返す。 これ以上進むことは自分の本意ではない。 成谷山で待つことにした。疲れを感じて いた。 12:49 再び成谷山。スキー板に腰を下ろし カップ麺を作ろうと湯を沸かし始める。 カップ麺の包装を取ろうとしていたら、 250mlの貴重な水をぶちまけてしまった。 雪を融かしてお湯とした。 下りの飲み水も不足しているので、食後に また雪を融かす(700ml)。 カップ麺を食べたら元気が出てきた。 シャリバテだったのかもしれない。 成谷山山頂は微風が吹いて少し寒い。持って いた衣類を全部着込んだら落ち着いた。 ワカン組は1658mからの尾根を下降して いった。 14:05 スキー組4名が山頂から滑り出す。 遅い。ヘッデン下山を覚悟した。 14:47 4名と合流。毛勝山周辺の写真を 撮りながら、滑走準備を整えておいた。 14:53 Yたさんの希望で成谷山北側の 谷筋を滑ることにする。やまやろうが最初に 入る。 雪は死んでいない、板が走る。適当な地点から 後続を撮影する。連射機能で流し撮りしたら 意外とうまくいった。 N村さん。初めての山で慎重。 T中さん。豪快。 mほちゃん。控えめ。 Yたさん。カッコイイ! 滑っては撮影を繰り返す。最高です! 15:12 1241m 1261mピーク下部まで 滑ってきた。気持ち良い滑りができて満足。 この下も良い斜面なのだが、右手に入ったら 滑り始めで表層雪崩を起こした。潅木を とっさに掴んで滑落停止した。 怖わー、こらあかんわ。登高に使った緩んだ 斜面を慎重に斜滑降する。鞍部先の登り返し では板を脱いで歩いた。 15:38 1101m 登り返しを避けるように 南側斜面をトラバースしていくと、うまく 登路と合流できた。斜滑降とボーゲンを駆使 して、転ばないことを最優先にして下る。 16:12 690m 林道に出た!ここまで スムーズに下ってきたので、日暮れまでに 下山できるかなと思い始めた。 16:19 621m 導水管上部。ショート カットしようとツボ足で下り始めるも、 階段が出ておらず、雪の急斜面が続く。 16:43 534m 直下の別又林道に 下山したワカン組3名が見える。 そこにいる山ちゃんから電話が入り、 導水管からの下降は無理と忠告を受ける (危険過ぎるから)。 冷静になって引き返そう。 17:02 導水管上部に戻る。無駄な残業 をしてしまった。 17:17 628m スキーを履いて斜滑降と 切り返しでスギ林の中を下る。ツボ足よりは 速い。GPSで位置を確認しながら、今朝 取り付いた崖に近づいていく。 17:47 384m 林道に出た!ヘアピン カーブまで歩くと、山ちゃんが迎えに 来てくれた。 18:00 375m 雪の法面まで歩いて、 ヘッデン滑降。雪が締まった林道は スキーがよく走る(山ちゃん置き去り)。 18:17 251m クルマに到着。 ヘッデン行って来いになってしまった。 Yたさんは自身のリハビリ山行のつもりの 僧ヶ岳だったが、白い灰になってしまった。 18:28 荷物を積んで出発。途中でコーラ をキメるYたさん。 18:53 会館着、即解散。写真は420枚
(滑降写真多数)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/03/05 11:26:35 PM
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