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やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

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2021/05/10
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カテゴリ:登山

客観的事実に基づいた判断を
下しながら登り、結果撤退した。

記録はこちら。
1日目
2日目

1日目に雷と共に激しく雪が降ったので、
翌日の登高は厳しいことが予想された。

稜線に着いたとしても、その先のラッセルを
考えると、毛勝三山縦走は無理かなと思って
いた。

雪質は大丈夫かなあと思いながら2日目は
歩き始める。簡単な弱層テストを歩きながら
試してみる。

これはスキー山行でも推奨されているので
真似してみた。

笑っちゃうくらい雪の結合力がなくて、
いつ撤退宣言しようかと考えて登っていた。
判断基準は、雪層がどこでどんな力で破断する
かだ。

手首曲げで、表層5cmが破断したら無理でしょ。
メンバーの中には怖さを感じながら登っている
人がいた。

その感覚は、とても大事だと思う。場数を踏めば
何か嫌だとか、怖いとか思う状況は出てくる。
やまやろうは嫌らしいなとは思っていた。

感覚的に、やばいと思って即時下る人もいれば、
やまやろうのようにやばいと思いながら客観的
事実に従う人もいる。天気が良かったから、
あわよくば稜線に立てないだろうかという淡い
期待もあったのだ(だから登っている)。

弱層テストの結果から、納得の撤退だった。

リーダーのいない個人の集まりの隊だったら、
こういう場合どうなるのかね。漫然と登る?
誰が撤退の判断を下す?それに各個人が納得
する?

SNSでお気楽に集まって雪山に登るなんて、
おら怖くてできんわ。





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Last updated  2021/05/10 11:09:16 PM


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