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やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

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2022/11/27
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カテゴリ:写真
金生山明星輪寺に着いた​のが、前日の15時。
化石館滞在を含めて1時間半滞在していた。

地質好きとしては堪らない。また山屋なので
山頂周辺の石灰岩のボルダーにも萌える。

しかし物足りなかった。石灰石の鉱山側を
見ていなかったのだ。車中泊時にスマホで
調べて、「岐阜のピラミッド」なるものを
この目で確かめたくなった。


8時過ぎ、明星輪寺再訪です。
イチョウの黄葉が素晴らしい。

本堂には向かわず、左手の墓地に向かう
上り坂を歩く。

給水施設が気になって、ガサガサすると…​


出ましたぁー!岐阜のピラミッドが
見えたー!!!


Canon PowerShot G5Xのズーム写真。
うをを、まさにエジプトのピラミッドの
ごとく、段々を刻んだ四角錐ではないかっ!

ここ金生山は、1億7000万~1億6000万年前
の付加体に含まれる主に黒っぽい石灰岩体。


遠くには伊吹山(標高1377m)。
あちらも石灰岩の山。金生山と同じ
時期の付加体に含まれているが、
岩ができたのは伊吹山の方が古い。


江戸時代からの採掘で石灰岩部分だけが
大きく削り込まれている。ここは日本の
石灰岩鉱山の発祥の地と言われている。

麓には鉱山の事業所が多数存在している。
道を走れば大型車が多数すれ違う。また、
鉄道(貨物線)が施設されている。


山が幾つも消えるくらい、石灰岩を
採取している。現在も採取している。

どれだけの長きにわたり、生物活動が同じ
ところで繰り返されたら、このような
膨大な石灰岩が形成されるのであろうか。

気が遠くなるスケールだ。

撮影地点はいろいろあって、具体的には
明かさない。崖状地形なので、スリップ
による転落には要注意(実際滑った)。

参考文献
『日本の地形・地質』写真:北中康文、
解説:斎藤眞、下司信夫、渡辺真人、
発行:文一総合出版





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Last updated  2022/12/08 09:09:11 PM


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