テーマ:ドライブ・小旅行(1743)
カテゴリ:写真
金生山明星輪寺に着いたのが、前日の15時。
化石館滞在を含めて1時間半滞在していた。 地質好きとしては堪らない。また山屋なので 山頂周辺の石灰岩のボルダーにも萌える。 しかし物足りなかった。石灰石の鉱山側を 見ていなかったのだ。車中泊時にスマホで 調べて、「岐阜のピラミッド」なるものを この目で確かめたくなった。 8時過ぎ、明星輪寺再訪です。 イチョウの黄葉が素晴らしい。 本堂には向かわず、左手の墓地に向かう 上り坂を歩く。 給水施設が気になって、ガサガサすると… 出ましたぁー!岐阜のピラミッドが 見えたー!!! Canon PowerShot G5Xのズーム写真。 うをを、まさにエジプトのピラミッドの ごとく、段々を刻んだ四角錐ではないかっ! ここ金生山は、1億7000万~1億6000万年前 の付加体に含まれる主に黒っぽい石灰岩体。 遠くには伊吹山(標高1377m)。 あちらも石灰岩の山。金生山と同じ 時期の付加体に含まれているが、 岩ができたのは伊吹山の方が古い。 江戸時代からの採掘で石灰岩部分だけが 大きく削り込まれている。ここは日本の 石灰岩鉱山の発祥の地と言われている。 麓には鉱山の事業所が多数存在している。 道を走れば大型車が多数すれ違う。また、 鉄道(貨物線)が施設されている。 山が幾つも消えるくらい、石灰岩を 採取している。現在も採取している。 どれだけの長きにわたり、生物活動が同じ ところで繰り返されたら、このような 膨大な石灰岩が形成されるのであろうか。 気が遠くなるスケールだ。 撮影地点はいろいろあって、具体的には 明かさない。崖状地形なので、スリップ による転落には要注意(実際滑った)。 参考文献 『日本の地形・地質』写真:北中康文、 解説:斎藤眞、下司信夫、渡辺真人、 発行:文一総合出版
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Last updated
2022/12/08 09:09:11 PM
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