テーマ:山登りは楽しい(12228)
カテゴリ:登山
シュラフカバーに入ってもウトウト状態が続く。 寝床は平らにすることができたので、安眠できる はずなのだがとてもだるい。 喉が渇く。夜中に用足しするのが面倒なので、 水分をあまり摂らなかった。 3:30 起床。割とスッパリ起きた(酒量が少ないから)。 参考までに、幕営地で寝た時の服装はこちら。 上半身はファイントラックスキンメッシュを残し、 ウールの長袖を着る。その上にクラッグジャケット。 化繊ダウンは使わなかった。 下半身はジャージはそのままで、ダウンパンツにダウン シューズ。これでシュラフカバーに入った。上半身が 少し寒かったが、シュラフカバーを頭まで上げたら 耐えられた。 朝食はカレーメシにお椀サイズのカップヌードル。 4:42 夜明けの八ツ峰。 短いながらも雪渓の横断があるので、 アイゼンとピッケルを用意する。 朝日を浴びる源次郎尾根。 これから向かうVI峰はまだ日陰だ。 剱人は、フェースに向かい何を思っているのか。 5:22 BC発。左岸に渡ったら、アイゼンと ピッケルは岩陰にデポした。 7名の登攀組み合わせは以下。 Dフェースは、N村-iの。Cフェースは、 松っつあん-M原-やまやろう組と、 Y原-m組の2パーティ。 5:44 Cフェース取り付き(剣稜会ルート)。 基部をぐるりと偵察してみたが、残置支点がないー。 凹角左から右上して岩溝に入り確保。カム2、 残置ピン3を使用。トポでは30mなのだが、 50mロープがギリギリでしたよ。 6:20 1P目登攀終了。 6:56 2P目登攀終了。 後続はロープ流れの良い右側で支点を取った。 なかなかの高度感。 後続の登攀写真も撮ってみる。 7:37 3P目登攀終了。 源次郎尾根では懸垂下降待ちの人多数。 7:50 4P目登攀終了(短ルート)。 Dフェース登攀中のN村-iの組。 後続登攀のmさん。 リードの松っつあん格好いい。 8:20 5P目登攀終了。リッジ歩きにしびれた。 後続も撮るよ。 8:38 6P目終了(Cフェースのピーク)。 9:09 後続のY原-m組も登攀終了。 Dフェース組はラスト2P目を登攀中。 9:23 VI峰に向けてまとまって移動する。 9:31 VI峰に到着。 9:48 Dフェース組の登攀終了。 懸垂下降に入る。50mシングルで下れた。 次もシングルで下りたが、ハイマツを使った クライムダウンが必要となった。ロープ回収が 難しいところ。 短いけれど途中の支点で切るべきであった。 後続は2回に分けた。下降地点そばの草地に ライチョウの親子が歩く。クークーと親鳥の 優しい鳴き声に癒される。 10:39 VI峰の懸垂下降全員終了。 10:58 VII峰に向かう。ロープは出さないが 意外としょっぱい。 11:17 VII峰。 11:29 VII峰からの懸垂下降。 11:40 チンネからコールが聞こえる。 11:55 VII峰の懸垂下降終了。 11:57 すぐにVIII峰への登りにかかる。 ハイマツを使いながら、ここもロープは 出さない。落ちたら致命的結果を招くところ。 もう少しだ。 12:36 VIII峰。 先行は50mロープで一気にコルまで下りたが、 ロープが岩角に当たっており回収が難しい。 ラスト2名は1本ロープを回収し、ラスト (やまやろう)は少し下の支点に掛け替えて シングルで下降した。 13:25 VIII峰の懸垂下降終了。 N村、i野、M原、Y原は八ツ峰の頭を 目指す。松っつあん、m、やまやろうは 長次郎谷右又に直接下ることにした。 13:44 バンドにある支点まで慎重に移動し、 50mシングルでの懸垂下降で、長次郎右又に 下りる。 そして雪のないガレ場を下る。 14:05 下降途中にある大岩の上で休憩する。 14:47 アイゼンのデポ地点。朝より雪は柔らかく なっており、キックステップで雪渓を横断できた。 14:57 幕営地に戻る。八ツ峰の頭に向かった 4人は我々と1時間の差もなく帰幕した。 自分は八ツ峰上半を抜けたかったが、7名全員では 時間がかかり過ぎる。 Cフェースを登攀できたから今回の山行には満足だ。 水は2.2L担いだが、1Lくらいしか飲まなかった。 フェースが途中まで日陰で涼しかったから、飲む量を 抑えられた。 ビールで乾杯、旨い。あとは大量のウィスキーと 冷たい雪解け水。 明日は剱岳山頂から早月尾根を下り、馬場島から ジャンボタクシーで立山駅まで移動することにした。 熊ノ岩は良いところ。来年も来よう。来年はCフェース のトップ担当か。Aフェースかな。Dフェースも気になる。 夕食は、麻婆春雨。 17:18 N村さんが各人に180gのドールの ミックスフルーツをデザートに持って来た。 これをウィスキーに混ぜたらカクテルになった。 超うまい、ぐいぐいいける。 「君となら」熊ノ岩バージョン。松っつあんが 命名。元バーテンダー。 17:33 男女パーティが熊ノ岩にやってきた。 明日はチンネ登攀だとか。 男性(37歳)はH山岳会で、G会員S田さんの 最後の弟子だったとのこと。女性は東京の人。 我々は2:30起床とする。男性が、フライパン ないですか?と訊いてきた。やまやろうの900mlの ラーメンクッカーを貸した。 サンダルは有効でした。採水にじょうごも使えた。 ナルゲンを流れにジャブ浸けしてから、プラティパス にじょうごで入れるのが早かった。 朝は水の流れが少ないのだ。流れの多い日中に、 できるだけ汲んでおくべき。 明日は馬場島まで7時間とN村さんは言うが、 もう少しかかる気がする。9時間くらい? 山行中、なかなか良い写真が撮れたと思うが どうだろう。松っつあんのリッジクライミングは、 最高だと思いますよ。 テントに入っても暑い。自分は何もしないけれど。 持参したウィスキー500mlは空にした。 18:50 寝ますか。 ・距離:2.5km ・記録時間:11:00:40 ・撮影枚数:438枚 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/08/31 11:10:29 PM
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