テーマ:山登りは楽しい(12216)
カテゴリ:登山
2:15 起床。テントから頭を出すと、 星が見える。 朝食はカレーメシとスープ代わりの ミニカップヌードル。 早朝(深夜)にカレーはかなりヘビーだ。 N村さんや松っつあんのように、前夜に 湯戻ししたアルファ米のお茶漬けにしよう かな。 3:30 2218m ヘッドランプを点けて出発。 気温14.4℃、湿度60%。飲料水は1.2Lくらいと、 飲みかけの有塩トマトジュースが0.7Lくらい。 4:36 2600m地点。出だしは1時間300mのペース。 5時前から夜明けとなり撮影タイム。 5:23 2800m地点。 5:26 崩壊が激しい地点。 5:40 鎖場手前で休憩。大福を口にする。 6:00 2960m 別山尾根との分岐。 気温9.5℃、湿度55%。 寒いのでクラッグジャケットを着た。 手指が冷える。ここでハーネスを装着し、 不要物は岩の隙間にデポする。 富士山が良く見えた(中央右手の鞍部の上)。 6:12 準備を整え、別山尾根を下る。 6:22 カニノヨコバイを通過。 タテバイは既に渋滞が発生していた。 6:37 南壁A2取り付き地点(左ルートのテラス)。 平蔵のコルからザレた斜面を下ってすぐのところ。 雪は全くない。先行者がいたので登攀の支度を ゆっくり整える。 1人のガイドが客6人を1本のロープを使って 引き上げている(ユマーリング)。1人ずつ登る のでとても時間がかかっている。 先行のN村-m組が会話したのだが、名の知れた ガイドで、源次郎尾根からの転進だったとか。 客連れ過ぎでしょ。 7:38 N村-m組の登攀開始。凹角の中が 濡れていて、N村さんは慎重に登った。 後からもう1組やってきた。人気ルートですな。 平蔵谷や長次郎谷の雪渓の状態が悪く、八ツ峰や 源次郎尾根へ行くことが困難になったから、 こちらに転進してきたのだろう。 テラスで待機していたら、上からヌンチャクが 飛んできた!mさんが落としたのだ。 ああー3000円がーと松っつあんと言い合っていた。 7:56 松っつあん-やまやろう組の登攀開始。 mさんが登り始めた直ぐ後に続く。 我々は岩に向かって左の支点を使い、乾いた 階段状から右に振って凹角に入った。 8:09 1ピッチ目終了。トポでは40mだが 先行者がいたので半分くらいでピッチを 切ることになった。 2ピッチ目は、やまやろうがリード。 リードなんて久々では? 立ってはいるが、 ホールドやスタンスは豊富で難しくはない。 支点が欲しいなあと思うところに、残置 ピトンがちゃんとあるのだ。 8:36 2ピッチ目終了(トポでの1ピッチ目)。 先行者の登攀待ち。3ピッチ目を見上げる構図。 9:25 3ピッチ目終了。後傾気味になりつつ リッジを乗り越すところが高度感抜群。 平蔵の頭まで渋滞登山者の列が伸びている。 こちら側は丸見え、ギャラリーがいると燃える。 9:45 4ピッチ目終了(やまやろうリード)。 ここ行くの?ってなトラバースからのスタート。 支点が取れない。足場はしっかりしているから 慎重に行けばOK。 リードのmさんが極めたカムががっちりはまって しまい、N村さんが回収に難儀していた。ナッツ キーがないのでカムの回収を諦めた。 このピッチは確保支点が分かりにいところにある。 ランナウト気味にリッジに立ってしまったが、 右手にピトンが2枚打ってあったのが見えたので、 下って支点を構築した。 ピトンに高低差があり長いスリングが必要であるが、 足場は平らなので後続の確保はしやすい。 10:10 5ピッチ目終了。岩塔を左から巻き 少し下って、浮石多めのガリーに入る。 10:26 6ピッチ目終了(やまやろうリード)。 最初にリッジを越える(くぐる)ところが核心。 後は草付きなのでどんどん歩ける。山頂が見えた。 ロープを解く。ハーネスを外し、靴を履き替える。 本番の岩でリードできたのは楽しかった。水を 飲む余裕はなかった。 10:43 頂上へ向かう。 A2登攀終了地点。 10:50 剱岳山頂。祠前での写真待ちの列が 数十人連なっている。こんな状況は初めて見た。 mさんによればあるあるらしい。我々はA2を バックに記念撮影した(実際は見えていない)。 雪渓処理が難しいのでアプローチが困難な 源次郎尾根に、登攀をし終えた登山者を見た。 熊ノ岩ではもう水は摂れないだろう(テントは 張られていない)。八ツ峰VI峰フェース群が 大変見やすい。 三角点でも記念撮影。 下り始めで「STAR UOZU」のTシャツを着た男性と すれ違う。しみっちゃんでした。魚津在住とだけ伝えた。 後続組がちょうど登攀を終えていた。 お互いの安全を願い声を掛ける。 11:03 デポ地点に戻る。登攀を終えて、 パリピ気分の松っつあん。 小川山のカラファテで買ったサングラスの出番だw 11:24 鎖場を通過。 11:35 2800m地点。 11:56 絵になる。 12:07 2600m地点で休憩。霧の中。 三重のAアルパインクラブの方と会話。 10月に、そちらの岩場に行ってみます! 12:44 2400m地点。気温18.1℃、湿度58%。 13:04 2226m テントサイトに到着。 13:38 下山開始。パッキングの見た目には 気を遣っている。水は700mlだけ(コーラは 買わなかった)。 やまやろうが先頭になりペースを作る。mさんの 足に合わせた。1時間400mのペースで、馬場島 まで3時間半で下るとN村さんは計算した。 14:07 2000m地点。 14:35 三角点。 14:47 1800m地点。 15:09 1600m地点。 15:29 1400m地点。 15:52 1200m地点。 16:29 1000m地点、松尾平のベンチで 最後の休憩。気温22.1℃、湿度HI。 富山TクラブのM松夫妻(mさんの知人)が 早月尾根ピストンから下ってきた。山頂直下の 鎖場ですれ違っていたのだ。 雑穀谷か、あわすのスキー場で会いましょう。 17:04 登山口。気温24.1℃、湿度HI。
920さんに下山報告。 17:08 馬場島。ちょうど3時間半(計算通り)。 明るいうちに下山ができた。 お腹が張って、トイレに駆け込むのが2名。 清算は水代2250円、食費900円。 写真は一日目48枚、二日目207枚。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/09/25 10:56:39 PM
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