遡行計画に不参加を表明した。今は肩の荷が下りた感じ。個人で楽しむ以外のプレッシャーを感じるところはあった。
ブロガーとして山行記録を載せるからには、それなりの山行をすべきである。できれば、一般人が行けないようなところ。
今回の沢登りなんてまさにそんな地域なので、アクセス数はもぎ取り状態だったと思うが、気分が乗らなかった。
気分が乗らない=面倒臭い。すなわち、遡行した労力を超えるメリットを享受できない、と脳内で判断したのだ。
素晴らしい写真が撮れるかもしれないし、イワナが釣れるかもしれない。焚き火を囲んで旨い酒を飲むのは絶対に実施するであろう。
ああ、それなのに何故に不参加表明をしたのか。自分でもよく分からないところがある。
遡行は辛いものなのに、他の会員は楽しく登っているのが合わない(許せない)と考えているところはあるかもしれない。
自分は昭和のスパルタ山岳会的な感じで鍛えられた最後の人。山行は辛いのが当たり前で、目的を達したら黙々と下山すると言ったような山行をしていた。
令和の時代にそれをしても、誰もついてこないだろう。お盆山行は昭和に近いアプローチの長さはあるが、集会で出たルートが2024年では最適なのだろう。
「疲れた」というのが正直な気持ちか。登山以外にもやりたいことが出て来たので、そっちをやりたい思いがある。