山岳会の年間計画の中で最重要な夏合宿を、自分の不甲斐なさで潰してしまった。
同行者からの怒りのラインが届く。そりゃそうだ。行き当たりばったりは昔からだが、大人になると問題になる。会活動に参加する資格がない。
若い時は山しか考えていなかった。山行をたくさん実践していたが、年齢を重ねると気持ちが引き気味になる。躊躇する出来事があってトラウマになっているのだ。
釜谷遡行時の滑落遭難は、自分の登山歴の転機である。カクハタさんが指摘する「43歳の落とし穴」であった。
ここから山への気持ちが変わった。無理したくなくなる。加えて精神的な不調もあって、思い出に残る山行ができていない。登山へのモチベーションも大きく下がった感は否めない。
そんなへたれがチンネに登るなんておこがましいわな。再訪したかったが前回2009年よりも劣化しているので、登れるわけがない。中止は必然であった。
この落とし前はどうすればいいのか。大量に酒飲んで浴槽で溺れるか、衝動的にロープを首にかけるか。こんなことを書いてもビビりなので何もしませんよ(つまらない)。
自分がリーダーで率先して岩場に行くことはもうないだろう。若い人、登れる人に担当してもらいたい。
山がダメなら何をして生きていく?軽自動車で車中泊をしながら、ご当地情報をブログでアップしていこうかね。山のブログじゃねーじゃんw