日中の風の中に、秋が感じられるようになった。熱風ではなく涼しさが混じっているのだ。庭ではいつの間にか秋の虫が鳴いている。夜は扇風機がなくても寝られるようになってきた。
先週末の剱岳チンネ偵察では、早月尾根プラス池ノ谷乗越までのピストンであった。足へのダメージが残り、今週は歩くのもままならない状態。走るなんて微塵も考えられない。
重点的にやってきたLSDは、登山に対する体力作りには役に立たなかったことが分かった。なので、走る気も起こらないわなー。
今回使った登山靴は、サレワのMSクロウGTX(26.5cm)である。
重荷を担いだ登山道歩きや岩稜帯歩きにも使える。靴底が反っているのでアイゼンは付けにくい。それ以外は特に問題なし。
であるが、購入してから3年、ゴム底の一部がわずかに剥がれてきている。全面ベロンにはまだ至らないが気になるところ。修理に出すにはまだ早い気もする。
ちょっとしたことが気になるのには訳がある。2019年の夏合宿では、アプローチで靴底が剥がれたのだ。厳冬期用の登山靴で源次郎尾根を登攀したので、結構きつかった。
その厳冬期用登山靴は、今年またソールが剥がれた。貼り換えようとしたら高い。新しいのを買うことに決めた。
あるスジによればお盆が狙い目ということで、とある店に行こうとしている。のであるが、厳冬期登山靴は今後の人生に必要なのか?
人生において登山の引き際ってものがある。若い時にやれた活動ができなくなってくるのは自然。果たして今後厳冬期登山ってやるの?例会山行に参加するの?
チンネ偵察以後のお盆山行に向けての行動がダメダメなやまやろう。強い人におみそでついていくのがやっとな感じ。連れて行ってくれるか知らんけど(人望が地に落ちた)。
体力的にも正月の早月尾根レベルに行けるのだろうか?微妙な立ち位置の現在、厳冬期用の登山靴を買って、使うあてはあるのか?
買わなかったら登山人生が終了なので、買うのであろう。おそらく最後の更新になるだろう。厳選しないとならんなー。