山岳会の仲間は今日から入山である。山に行かない山屋(自分)は、何をして休日を楽しもうか。
と思っていたら嫁さんから家事の頼まれごとが次々とやってくる。今日と明日は家かー。その後は台風が接近するので出かけられるのか?
献血ルームには10時オープン直後に到着。5番目の受付だ。午前中に献血するのは珍しい(いつもは起きられない)。立て続けにソフトドリンクで水分補給。カフェオレが旨かった。
今日は血小板献血(141回目)。看護師と軽口を叩ける他の男性がうらやましい。自分は採血時にほとんど喋らない。看護師とは顔見知りなくらいには来ているが、まともに会話したことはない。
看護師は仕事に徹し、自分は採血に徹する。そんな関係以上に何かあるか?何もないからあっさり済ますのがスマートではないか。
10年前の今頃の写真。
山の大先輩が山の向こうに行ってしまったのが2018年。夏合宿の入山前日であった。葬儀に出るか山に行くかをさんざん迷ったが、山に行くことにした。この年の夏合宿では920さんが後押ししてくれたと思う。
今は剱岳早月尾根に眠る920さん。登山口を通るたびに、挨拶を欠かさない。先週のチンネ偵察の下山時にも、無事に降りて来られたことを報告した。
やまやろうは、創立当初の会員と山に登った最後の会員のひとりである。現役会員の半分以上は、昔のG会のことを知らない。心意気は伝えていかねばならない。
伝えてはいきたいのだけれど、今の自分にはその力がない。精神的に山に登れる時と登れない時がある。強い人に任せていきたいが、何かもがきたい。