平日の仕事のストレスから、休日の山行をじっくり考えることができない。
夏合宿は、リーダーでありながら自分から不参加を表明した。
お盆休みは9日間もあったが、最終日に日帰り登山をするだけだった。
折角の長期休暇は、登山に対しては有意義に使うことができなかった。
登山以外のことが、最近気になっているからかもしれない。
山に向かうのに、面倒くさいと頻繁に思うようになった。昔からしたら考えられない心境の変化である。
山屋が、山に向かうことを面倒くさがるなんて。登っても得られるものが少なくなってきたこともある。
昔はどの山も初めて登るから新鮮で、写真もやっていたから登るだけでも価値はあった。県内の主要な山はあらかた登ってしまい、新鮮味がない。写真もブログ掲載を主に考えているので、メモ的なつまらない構図ばかり。
登頂しても再訪だと感動が薄い。コースタイム短縮などの、純粋に山を楽しまない思いに向かってしまうことになる。
ワクワクのない山行をしても、人様に登ってみたいと思わせるような記録を残せない。山行記録ネタが、単なるコースタイムの紹介に成り下がっている。
やまぶろぐでは、山の魅力を伝えて、山好きを増やすというミッションを立てたはずであるが、やまやろう自身が山から気持ちが離れているので、そういう記録が書けていない。写真もいまいち。
この荒んだ心を元に戻すのに、登山は役に立つだろうか。印象に残る山行をしたら、山登りは楽しいという気持ちは復活するだろうか。今はワクワクする山行計画を立てられていない。立てられるかも微妙。