やまやろうはアラフィフであるが、この後何年先まで登山ができるか。とっても自信がない。
一番劣化しているのは、登山へのモチベーションである。若い時は例会山行は行くのが当たり前であったが、ここ数年は気分が乗らないのだ。
山行経験をそれなりに積んでしまうと、同じところを歩く際は、登る前からコースタイムや辛いところが分かってしまう。
分かっていてまた行くのかというと、かなり重たい腰を上げないと無理。今年の夏合宿では心が折れて参加しなかった。
成功体験がないと、どうしても気持ちは後ろ向きになる。仕事も山行もうまくいかないことが続いており、やる気につながらない。
挑戦することが大事だとは思うが、登山では無理したら遭難してしまうから、おいそれと挑戦はできないのだ。過去の山行の結果を振り返り、同じようなところは行けたからこれも行けるかなという、過去の自分の山行を参考にしてしまう。
確実ではあるが、自分の殻を破ることはできない。挑戦がないから進歩がない。今はそういう気分にもならないくらい、気持ちは下がっている。
今のところは、個人山行はちまちまこなせる状態だが、例会山行への参加は厳しい。もう自分なんて、という悲観的な思いに包まれている。
個人山行も、ガッツリとしたものはなかなかできない。体力が落ちたから。テント泊山行を考えてはいるが、昔一泊二日のところ、今同じコースタイムで歩ける自信がない。
自信がないと、計画の中身がどんどんシュリンクしていく。そうなると、大した活動ができなくなる。さらに自信がなくなって山に向かわなくなってしまう。
今は登山への意欲が全然湧いてこない。登山以外の趣味もそうなのだが、これをやりたいっていう気持ちが湧かない。疲れているのだ。
山に対してこんなヘタレにならないようにするには、どうしたらいいのか?登山以外の楽しみを持ってしまったら、迷いますよ。
今日は現場作業中、頭上の配管に側頭部をぶつけた。仕事が終わってからも違和感がある。これで脳出血で倒れることもあるかもしれない。突然身体が不自由になっても、納得のいく人生を送ってきたであろうか?
最近は不完全燃焼、または山行不参加が多い。何が何でもこの山行を成功させる、という気持ちが薄れたことが大きい。一度遭難を経験すると、突っ込めなくなる。加齢に伴う体力低下と自分の登れる意識との乖離が、あまりに大きいと絶望が生まれてくる。
今まさにそれで、20年前と比較して余りにもヘッポコなので絶望している。もう無理だと思ってしまう。
気持ちの中では例会山行なんてもう無理!なので、個人山行でワクワクすることをしてみて、登山へのモチベーションを上げていくしかないかな。あんまりないんだけれども。それくらい疲れている。