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カテゴリ:混在する思い
奈落の闇に堕ちた私は泣きながら保健婦さんに電話した。
保健婦さんは辛かったね・・と言ってからこう続けた。 でも息子さんはあなたが思っているほど傷ついていないじゃないかな? 抱きしめてくれる、泣いても受け止めてくれるお母さんの存在があるから 子供時代のあなたには抱きしめてくれる人がいなかった。だから辛かったんだよね? でも息子さんには気持ちを分かってくれるお母さんがいるじゃない そうなの? 私は何も考えず抱きしめていたけれどそれだけでいいの? 抱きしめるということはそんなに素晴らしいことなの? 私には経験がないからやっぱり理解できないでいる 泣いている子供を抱きしめるのは当たり前だと 勝手に思っていたけれど 私はその「当たり前のこと」をしてもらっていないんだった 我が子を抱きしめるということ 簡単なのに とっても難しいことなのだろうか 「おじいちゃんおばあちゃんに色々言われて嫌じゃなかった?」 と息子に聞いてみた。 「何の話・・?」と息子は不思議そうにしていた。 辛かった気持ちは涙と共に流れ出していたのかな そういえばあの時 泣き止んだ後は笑顔だったよね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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