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カテゴリ:混在する思い
高校時代好きだった先輩は煙草を吸っていた。
ちょっと悪ぶっていて、大人っぽくて憧れていた。 大学一年生の時付き合っていた彼も煙草を吸っていた。 私が興味本位で吸おうとすると叱られた。 「女は煙草を吸うもんじゃない」 今考えれば時代錯誤な台詞だけど、素直に従っていた。 その彼に捨てられた時 高校の先輩の部屋で泣いていた。 目の前に煙草があった。 あてつけもあったし、自棄になっていた私は煙草に手を伸ばした。 ドラマで見るようにむせたりすることもなく あっさりと体に入っていった。 一日1本が3本に増え、1箱になるのはあっという間だった。 罪悪感から逃げるため 苦しい現実から逃げるため それ以来止めることはできなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月04日 12時54分10秒
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