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テーマ:京都。(6118)
カテゴリ:旅行
曼殊院1

曼殊院2

タッラッラ~♪タッラッラ~♪タッラッラ~♪タ~ラ~♪

JR東海キャンペーンソングが頭の中でぐるぐる。

CMの光景が本当に目の前に現れた。

CMに引かれて行ったのではない。

午前中、京都の中心からは北西にいたので、
いくつかピックアップした紅葉の名所の中で、
曼殊院に行くことになったのである。

曼殊院というお寺、実は知らなかったの。
それほど期待せず、まあひとつお寺を見れば、
程度のスタンスで行ったから、余計に感激。

先ずは深い深い赤のもみじがお出迎え。

そして、緑、黄、橙、緋色、濃赤、
見事なグラデーションのもみじたちが競演。

京都は何度も来ていて、桜も紅葉も雪も
それぞれ見ているはずだった。

でも桜の最盛期は来ていても、
本当に一番の紅葉の時は来ていなかったんだな。

今回は紅葉ドンピシャ、一番いい時だったらしい。


春の桜は、女性で言えば、まさに芳紀二十歳(はたち)。

音楽で言えばショパンの英雄ポロネーズのように
匂いたつような華やかさをあふれんばかりに奏でる。

それに対して、秋の紅葉は、湖畔にたたずむ麗人か。

ラフマニノフのピアノコンチェルト二番のように
情熱を内側に隠しても隠しきれず、
自らの運命に翻弄されるごとく、
その命を散らしてもなお、輝かし続ける。

な~んて,一体、どういうことだ、
おちゃらけやんちゃがこんなことを書いちゃうなんて!

ロマンティックなことから一番遠い人間さえも、
京都の紅葉は、詩人にさせる。

皆様、やはり「そうだ!京都行こう!」





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最終更新日  2006年12月01日 01時07分48秒
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