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テーマ:京都。(6118)
カテゴリ:旅行
タッラッラ~♪タッラッラ~♪タッラッラ~♪タ~ラ~♪ JR東海キャンペーンソングが頭の中でぐるぐる。 CMの光景が本当に目の前に現れた。 CMに引かれて行ったのではない。 午前中、京都の中心からは北西にいたので、 いくつかピックアップした紅葉の名所の中で、 曼殊院に行くことになったのである。 曼殊院というお寺、実は知らなかったの。 それほど期待せず、まあひとつお寺を見れば、 程度のスタンスで行ったから、余計に感激。 先ずは深い深い赤のもみじがお出迎え。 そして、緑、黄、橙、緋色、濃赤、 見事なグラデーションのもみじたちが競演。 京都は何度も来ていて、桜も紅葉も雪も それぞれ見ているはずだった。 でも桜の最盛期は来ていても、 本当に一番の紅葉の時は来ていなかったんだな。 今回は紅葉ドンピシャ、一番いい時だったらしい。 春の桜は、女性で言えば、まさに芳紀二十歳(はたち)。 音楽で言えばショパンの英雄ポロネーズのように 匂いたつような華やかさをあふれんばかりに奏でる。 それに対して、秋の紅葉は、湖畔にたたずむ麗人か。 ラフマニノフのピアノコンチェルト二番のように 情熱を内側に隠しても隠しきれず、 自らの運命に翻弄されるごとく、 その命を散らしてもなお、輝かし続ける。 な~んて,一体、どういうことだ、 おちゃらけやんちゃがこんなことを書いちゃうなんて! ロマンティックなことから一番遠い人間さえも、 京都の紅葉は、詩人にさせる。 皆様、やはり「そうだ!京都行こう!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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