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カテゴリ:歌舞伎
六月歌舞伎、出し物は夜の部の方がいいが 昼の部、この月しか見られぬものがある。 染五郎丈の長男,斎(いつき)クン初舞台。 始まって当初は、ご挨拶が出来なかったり、 鼻ほじったり周囲を心配させたらしいが、 今日はとってもご機嫌、勧進帳の六方を 手足をしっかり使ってやってくれました。 胸に挿したつもりの扇子が、はかまの中に 落ちちゃったらしいのを一生懸命探すのが これ又ご愛嬌で可愛らしく大うけ。 パパの染五郎はかっこいい侠客の役なのに、 この時はどうにも不安そうにおろおろ。 パパの心配もよそに今日の二歳児は、 三本締めも機嫌よく、ニコニコバイバイ。 さすがに血は争えぬな、そんじょそこらの 二歳児とはちょっと違うかな。 まあ、手を引き、連れてくるのは おじいちゃんの幸四郎丈、 口上代わりに色々説明してくれるのは、 大叔父にあたる吉右衛門丈、 関西からは片岡仁左衛門が、 みんなして斎ちゃんの初舞台を寿ぐのだ。 な~んてゴージャスなのかしら。 これは梨園のそれもこの家系に生まれた、 そのことでのみ受け継がれるものなのね。 血筋、そしてその環境、歌舞伎役者として、 生まれ育つ運命なのだろうね。 しかし、この二歳児のみならず、 幼稚園お受験をするお子達は、 早生まれだと二歳児で受験。 恐るべし、二歳児!! やれば何でも出来るんだな。 人間の可能性ってすごい! こちとら今週でずっぱりだったので、 明日はおうちでのんびりするわ・・ 出来る可能性よりバテル可能性あり・・ 江戸/東京芸能地図大鑑〈CD-ROM 親子遊びのある幼稚園受験に最適です。 携帯スリッパ モワレ柄 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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