ひとひねりで行こう！

亀田興毅の謝罪会見を見た。
今回は丸刈りネクタイ姿で、
神妙な態度で彼なりに丁寧に
一生懸命話していた。

彼ら三兄弟の今後はまだまだ
どうなるか分からない。
しかし、常識ある人間が、
それなりに指導していけば、
まだまだ成長の余地があると思う。

ところで、以前から書いているように、
子供は持って生まれた素質はあるけど、
育った環境によって、そして、
親がどのように育てていくかによって、
どのようにも変わっていく。

やんちゃの回りには教育熱心な方が多く、
子供が生まれたときから、
いや、どちらかというと生まれる前から、
子供のために情熱を注ぐ方がいっぱい。

早くは幼稚園のお受験はじめ、
お勉強やお稽古事に時間やお金をかける。

それだけだと教育ママパパのようだが、
もちろんそれだけではない。

旅行や季節折々の行事を大切にして、
出来るだけ子供自ら体験させる。

こういう子供時代を送らせてもらうと、
教育レベルが高い、というだけでなく、
何事にも感度が高いし、
出来ること体験したことが多いので、
物怖じすることが少ない。
すべてのことがプラスに回っていく。
そして、こういうことが出来る家庭は、
必ずしもすべてではないが、
親の教育・資産レベルが高いなあ・・
と感じることが多し。

亀田三兄弟を思う時、ボクシング以外、
あまり教えられずに育ったのだなあ。
逆らわず一心不乱に親について行った
兄弟なのだから、きちんと躾の他にも、
いろんなことを教えてもらえば、
もっと好感を持ってもらうやり方で、
大衆に受け入れられたはずなのに・・
と残念にも気の毒にも感じる。

子供はみんな生まれたときはまっさら。
みんな素晴らしい子ばかりのはず。
格差社会と言われるけど、教育だけは、
子供達に十分いっぱい受けさせてあげたいね。
自分の子だけでなく、どの子もみんな大切、
と思って育てる大人の責任を感じる朝。