ひとひねりで行こう！

昨晩は突然の土砂降りと雷雨。
ママチャリでの外出だったので、
小一時間足止めを食った。

それにしても、あれはもはや、
日本の夏の風物詩、夕立ではない。
亜熱帯のスコールである。

いかに日本の四季が美しく、
人の心を和ませ彩っていることか。
俳句をやるようになって、
ものすごく体感するようになった。

そして、日本の言の葉というものは、
なんと沢山の表現力を持っているか。

雨の種類ひとつをとっても、
それはそれはいっぱいある。
春は、軽雨、花の雨、春時雨、春驟雨、
春の雨、菜種梅雨（なたねつゆ）など。

夏は、雨を乞う、送り梅雨、返り梅雨、
卯の花腐し（うのはなくたし）、
戻り梅雨、走り梅雨、喜雨、五月雨、
慈雨、梅雨、通り雨、白雨、など。

秋は、秋雨、秋時雨、秋驟雨、秋の雨、
雨の月、月の雨、露時雨、無月など。

冬は、時雨、朝時雨、夕時雨、片時雨、
小夜時雨、初時雨、村時雨、横時雨、
寒の雨（かんのあめ）、冬の雨など。

まだまだ沢山、普段使いの表現なら、
しとしと、しのつく、霧雨、等、
いろんな降り方を経験してる。

今晩も風が通って涼しい宵。
ああ、日本に生まれてよかった、
と今後も思いたい・・・