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カテゴリ:俳句・川柳
やんちゃ母校である。 一山登らねばならぬ丘の上にある。 学生の頃は、毎朝エライことであった。 不思議なんだが、家が遠い人ほど、 遅刻はなく早く登校していた。 やんちゃは自宅が近かったので、 いつも遅刻ぎりぎり、坂を登るのに 走らないと間に合わないから、 毎朝エライ大変だったのであります。 なんせ、遅刻すると、校長先生の前で、 (それも冗談など全然通じない 厳しく真面目なシスターなのである!) 遅刻の理由を言わなくちゃならない。 夜遅くまで勉強していて起きられなかった、 などと嘯いても、多分ホントはしっかり 見破られていたんだろうなあ・・・ 何で、坂の上に学校作ったんだ、 平地にある学校がうらやましい~、と 何度思ったことであろう。 それでも、大人になってみると、 そのエライ目が大層懐かしい。 丘の上に建つ母校は、今も変わらず、 夏木立の中、凛々しく美しくある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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