屋根裏式

たまにはまじめに社会的な内容を。

戸塚ヨットスクールの戸塚宏校長が刑期を終え出所したらしい。いわゆる「戸塚ヨットスクール事件」はヘベレケが高校の頃に発覚して、そのころも賛否両論あった記憶がある。
社会的には「積み木くずし」なんかもこの頃だったし、数年後には、ローカルな話題（ニュース的には全国区）だけど、いわゆる「鹿川君事件」なんかも起きたりして。
いまに続いている「いじめ問題」の最初の社会的爆発が丁度、戸塚ヨットスクール事件の起きた頃なのだろうか？ 

ヘベレケは「体罰は教育です」に対して、情けないが何ともはっきりしない対応しか出来ないのである。小学校の頃、特に高学年時にはけっこうな「体罰」をくらいましたよ。
テレビドラマじゃないが、当時の担任は竹刀を持ち歩き（今じゃ「銃刀法違反」くらいの勢いで親からクレームがでるだろうな）、何かあるたびに叩かれましたよ。
「竹刀」か「びんた」か、時には教室の床に叩きつけられ、とにかく今じゃ流行らない「体罰」をくらったね。

なんでくらったのか？なんてことはもう覚えちゃいないけど、よく登校拒否にならなかったなぁ、と思いますよ。
多分、親の存在が大きかったのでしょう。「うちの親」、じゃなくて「当時の親」と言った方が正しいかも。
とにかく、学校をサボることなどは許されざる行為だったし、ある意味「もっとビシビシやっちゃって下さい」くらいの態度だったからねｗ

で、やられた側の言い分としては、「体罰」でなくて他の方法が無かったのか？とも思うわけです。必ずしも「体罰」が「正解」とは思えなかった。と、いうのも、それが理由で「グレちゃった」連中もいたしね。

 ところが、ヘベレケも40になりまして「オヤジの愚痴」がでてきたのでしょうか？
最近、仕事中に小学生～高校生の下校時間に遭遇すると、彼らの注意力の無さ -ひどいのになると、ヘベレケがクラクションを軽く鳴らしても無反応- にはあきれるものがある。
子供に限りません、小さい子を前と後ろに乗せたママチャリ族。こいつらは、自分以外の命を乗せてるにも関わらず、携帯を見ながら片手運転で、ノーブレーキで曲がり角を曲がってくる。
「轢くぞ、てめぇ」と内心呟くのである。

こんな連中を見ると「体罰」、というより「おしおき」をしてやりたくなる。

ただ、「体罰」と「暴力」との境目は、「やった側」と「やられた側」とで異なるのも事実だと思う。

そういうことで、「体罰は教育です」に対して結論がやはり出ませんでした。