屋根裏式

ヘベレケが生まれた街、新宿。
現在は「新宿5丁目」という町名になってしまいましたが、
昔は「番衆町」と「三光町」という町でした。

そして、隣町は「歌舞伎町」

あの辺りも、もう随分と変わってしまってて、
都電が走っていたり、靖国通りを市谷の駐屯地から
自衛隊のパレード（？）があったり。
三光町交差点も交差点名が変わってしまい、名前すらも消えてしまってます。
（「秀和レジデンス番衆町」というマンションはまだ残ってるのかな？）

昔を思い出すきっかけになるものが確実にひとつひとつ消えてくなかで、
以前の報道通り、歌舞伎町の象徴のひとつである「新宿コマ劇場」が
今年の大晦日を最後に閉館します。

実際コマ劇に行ったことがない方でも、「コマ劇前」とか「噴水前」と、
待ち合わせ場所にされたかたも多くいるのではないでしょうか？
ヘベレケも学生時代の飲み会はほとんど「歌舞伎町」
噴水前での野球拳、急性アル中の後輩を大久保病院まで
「ピーポーピーポー」と叫びながら担いでいったのも時々..ｗ

また、通っていた幼稚園・小学校は花園神社の隣にあったんだけど、
他の小学校と合併後ずいぶん長い間廃校のままだったものを
今年、吉本興業が買い取って東京本部にしたというニュースがありました。

小学校の背中に、歌舞伎町への入り口となる「ゴールデン街」を背負った
これもまた歌舞伎町らしい立地にあった小学校でした。
そう言えば、同級生には当時立派な高層マンションに住んでる子がいたり
お母さんはすごくけばくて、否、綺麗で...ｗ、
パパイヤジュースとかいうのも友達の家で初めて飲んだり...

当然、生まれた家、というか、アパートはとうの昔に無くなってるし、
ヘベレケの脳ミソに刻まれたガキの頃の記憶も、微かなものになってるし...

エレベーターで遊んで怒られていたボーリング場なんてもんは
いつ無くなったかすら分からん。

最後の砦は、「厚生年金会館（現・ウェルシティ東京）」
これが消えたら、本当に昔の思い出が伊勢丹と中村屋だけになってしまう...ｗ