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前回、最後に書いたCDの話なんですが...
ザ・ピーナッツと言えば、「情熱の花」「恋のフーガ」は超有名曲ですが、 ヘベレケ世代では「モスラ~ヤッ」の小人の双子でおなじみですよね~。 先日、FMの番組でザ・ピーナッツを取り上げてまして。 「うわぁ、懐かしい」というのと同時に「歌うめぇ!」と、 あらためて発見いたしました。 番組では、ドイツ語で歌った、というかドイツで発売された曲も 数曲掛けてまして、何気に凄い人たちだったんだな、と。 そういや、エド・サリバン・ショーにも出たんでしたよね。 で、早速家に帰ってからザ・ピーナッツのCDをネット検索してましたら 物凄く興味沸くCDを発見しまして、速攻購入しました。 それが、これ。 【送料無料選択可!】IT’S TOO LATE~ザ・ピーナッツ・オン・ステージ / ザ・ピーナッツ 彼女達が引退する数年前(1972年)のライブCDなんですが、選曲が物凄い! 出だしがUriah Heepの「対自核」、正真正銘のハード・ロックですぜ! をを~~~~~~っ!! バックのギターも頑張ってますが、こんなに「こぶし」の効いた 「ルッカッチョォセ~ルフ」ってのも凄いもんです。 で、Carole Kingの "It's too late" ~ CCRの ”PROUD MARY” と。 Carole Kingは物凄く久しぶりに来日したんですよね、去年。 WOWOWでもライブ映像を見ました。 ”PROUD MARY”はキャンディーズもステージでよく歌ったそうです。 ここら辺の曲はポップス歌手が歌ってもそうおかしくないんですが... しばらく彼女達の曲が続き、Ringo Starrの ”Back Off Boogaloo” の後 なんと、King Crimsonの ”Epitaph” が始まるんです! いやぁ~衝撃ですよ、日本のポップス歌手が ”Epitaph” ですぜ! 凄い時代だったんだな70年代は! (ちなみに、収録されたステージは1972.8.17と8.19。 そうです、丁度DEEP PURPLEの来日とかぶってます) しかし、イントロで拍手する観客はこの曲を知ってって拍手したのか? 恐るべき、70年代のポップス歌手のショーに行く観客達w でもね、何度か聴き直すとね、「傘が無い」とか「神田川」とか 70年代のフォーク・ミュージックの暗~い曲と共通するのかな? って気がしないでもない。 いや、でもKing Crimsonをかぐや姫や陽水と同列に語ってはいけないか...w しかし、ヘベレケにとっての本当の衝撃はこれからだったのです。 「ゴッド・ファーザー~愛のテーマ」 ヘベレケが一番好きな映画が「ゴッド・ファーザー」でございまして。 サントラのCDも持っているんですが、とにかく彼女達の息の合い方が凄い! 歌が上手いとか以上に、何が凄いかと言うと、「2人の呼吸」。 双子だから、とかいう領域を超えてしまってます.. 曲の最後の部分で間奏後に転調したあとの「Speak softly~」と歌い出す部分は 2人の声が完全にシンクロしてます。 「本当に2人なの?1人でしょ..」って感じで、もう神業。 CD聴いてて「ゾクッ」としたのは本当に久しぶりでございました。 大げさな話ではなく、もし当時の会場に居合わせてたら涙したかも知れません。 それくらい、感動しましたよ。 このCDは先にも書いたように、その選曲面から注目を置かれるようですが、 もちろんそれは当然のことだとも思えるのですが、 ヘベレケにとっては、今まで聴いたどのバージョンよりも群を抜いて素晴らしい 「ゴッド・ファーザー~愛のテーマ」が聴けたことが最大の収穫でした。 HR/HM少年・少女、そしてHR/HMオジサン・オヴァハンの皆々、 日本の昭和歌謡に少しでも興味があるならこれは「買い」だ。 それから、岸辺シローのMCはオモロ~でっせw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/02/15 10:54:03 PM
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