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今日の夜のオリックスの試合で清原が引退する。
ポストシーズンもあるが、そこで出るかどうかは微妙であるし。 日本の野球界の中で、長島、王に続いて、ここ20年程カリスマを誇ってきた清原である。 成績は二人には及ばないのだが、記憶に残る選手だったのだけは間違いない。 昔は川上、金田、今ではイチロー、松井、松坂とまさに野球界を代表する選手はいる。 だがここまでトップを張る選手はそうはいない。 清原の場合、とにかく西武時代の4番バッターとしての役割がすごかった。 まさにこれぞ4番と言う感じだった。 特にここ1番での一発は、まさにカリスマ。 ところが巨人に移ってから、何かが狂い始めた。 巨人にいるからなのか、それとも30歳以降の体調管理に失敗したのか、或いはそれ以前のふるまいのツケでも出たのか・・・・・・。 怪我ばかりするし、三振は多いし、打率は低すぎる。 体を鍛え上げてマッチョになったのはいいが、どう見てもその影響による体重過多であったし。 また野球のプレー以外での言動ばかりが注目された。 K-1のイベントに顔を出す清原には西武時代の野球のカリスマは消えていた。 逆に人間くさい番長路線に走ってしまった。 その人間くささも面白いと言えば面白かったが。 同じPL出身の桑田のような野球カリスマのイメージで引退できなかったのは正直ファンとしては残念である。 よく清原桑田をKKと呼び、同い年(67年生まれ)をKK世代と言ったものだった。 今の松坂世代みたいに。 佐々木、佐々岡等いい選手が多かった。 だがその世代ほどカリスマはないが、一つ下の68年生まれを見ると面白い。 金本、下柳、矢野・・・。 そして野茂、また韓国で今活躍中の高津・・・。 高津はたまにテレビで見かけるが、頑張っている。 球は遅いのだが、コントロールとシンカーの切れで十分迎えの役割を果たしている。 67年生まれの清原や佐々木は裏の情報では野球界で評判が悪い。 やりたい放題の生意気な行動等。 一見親分肌の人間には見えるのだが、野球で人をひきつけると言う感じがあまりない。 その反対に地味だった68年生まれはまだ現役の第一線でこつこつと頑張っている。 40になったというのに。 清原も佐々木も野球人なら野球で物言って欲しいような気もする。 豪快な性格と新人類らしい歯に衣着せぬ言動はいいのだが、どこかでねじが外れているようにも見える。 私はPL時代と西武時代の清原は好きだったが、巨人以降の清原はあまり好きではない。 今も好きではない。 正直引退、ご苦労様なんて気持ちもない。 単に引退か程度で。 それでも世間は騒ぎまくっているようだ。 だが清原がいなくなれば、昔気質の選手はいなくなると言えるかもしれない。 それはいい意味でも悪い意味でもあると言うか。 野球人、野球で見せる、というより新しい世代のイチロー辺りには期待したい。 いつの時代も、世の中が移り変わっていくのであろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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