カテゴリ:80's 洋楽
ドイツの老舗HR/HMバンド、スコーピオンズ(SCORPIONS)が先日、ついに活動終了を発表した。“最高の状態でキャリアを終わらせたい”とのことだそうで、今年3月に最新アルバムをリリースした後、数年かけて5大陸を巡る世界ツアーを行って活動を終了するそうな。
非常に残念なニュースではあるが、ルドルフ・シェンカー(Rudolf Schenker)、クラウス・マイネ(Klaus Meine)共に、もう61歳かぁ… 中学の半ばで洋楽にどっぷりハマったのは、TV放映された「第2回 USフェスティバル '83(US FESTIVAL '83)」で彼等の“Can't Get Enough”を見て(聴いて)、もの凄い衝撃を受けたのがきっかけの一つだった。クラウスの伸びのあるヴォーカル、そしてルドルフ兄貴&マティアス・ヤプス(Matthias Jabs)のギター・パフォーマンスに一発でシビれた。 そして初めて購入したHR/HMアルバムが、84年にリリースされた彼等の9thアルバム「禁断の刺青(LOVE AT FIRST STING)」だった。顔がはっきり写ってないにもかかわらず、当時はなぜかジャケットのお兄さんにメロメロ~ もっ…勿論、彼等の音楽も最高!特に一押しは“The Same Thrill”、スピード感がたまらない♪ このジャケットのお兄さんを眺めてはニヤけていた青春時代 (*^^*) ルドルフがスコーピオンズを結成したのは、今から45年も前の1965年のこと。その後クラウスと、ルドルフの実弟であるマイケル・シェンカー(Michael Schenker)が加入し、72年にデビュー・アルバム「恐怖の蠍団(LONESOME CROW)」をリリース。 I'm Goin' Mad (from 「LONESOME CROW」) マイケルは当時17歳! しかしマイケルはUFOに移籍、彼の後任として加入したのがギター仙人、ウルリッヒ・ロート(Ulrich Roth)であった。 ウリ(ウルリッヒ)は78年まで在籍していたが、この年スコピーは中野サンプラザでの来日公演をレコーディングしたアルバム「蠍団爆発(TOKYO TAPES)」をリリース。中でもクラウスが日本語で歌った“荒城の月”は、日本人必聴(^^ゞ Kojo no Tsuki (from 「TOKYO TAPES」) 春高楼の花の宴~♪ 80年代に入るや英国で起こったNWOBHM(NEW WAVE OF BRITISH HEAVY METAL)に端を発したHR/HMブームが到来。MTVの放送開始もあり、彼等のアルバムも大ヒットを記録。その後もモスクワやベルリンなど、世界各地で歴史的なライヴを行い話題になったりもした。 活動終了は寂しいかぎりだが、およそ半世紀に渡って我々に楽しみを与え、青春を彩ってくれた偉大なる老舗ジャーマン・バンドのメンバーに、心から感謝と労いの言葉を送りたい。 有難う、そしてお疲れ様でした。ラストツアーの成功を祈る! 最後は彼等最大のヒットナンバーとなった“Wind of Change”をどうぞ。 Wind of Change (from 「CRAZY WORLD」 91年リリース) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.27 23:10:40
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