カテゴリ:The Mighty Ducks
「あひるフェスタ」開催中だよ~。 quack, quack
前回、第1作目「飛べないアヒル(CHAMPIONS)」のストーリーを長々と紹介したのに引き続き、2回目となる今回は「D2 マイティ・ダック 飛べないアヒル2(THE MIGHTY DUCKS)」のストーリーをこれまた延々と御紹介。 史上最低の少年アイスホッケー・チームといわれながらも奇跡と感動のリーグ優勝に輝いたダックス達が、今回はなんと世界大会に挑むことに! 個性豊かな新メンバーも加わり、ますますパワーアップ。しかし一番の見所は何といっても彼等の成長っぷりかしらん D2 マイティ・ダック 飛べないアヒル2 D2:THE MIGHTY DUCKS ('94) 「This isn't very much fun, Coach」 「Who said it was supposed to be fun?」 史上最低の少年アイスホッケーチーム“ダックス”を奇跡のリーグ優勝に導いたゴードン(Emilio Estevez)は、一度は諦めたプロ選手に挑戦すべくマイナーリーグで活躍していたが、試合中に負傷してしまいやむなくミネアポリスに帰郷。出迎えてくれたのは留守のハンスに代わり店で働いているヤン(Jan Rubes)だった。翌朝、ゴードンがヤンの店で目を覚ますと、チャーリー(Joshua Jackson)が店を手伝っていた。久々の再会を喜ぶ二人。 そんなある日、ゴードンの元にヘンドリックス社のティブルス(Michael Tucker)が訪れ、彼の会社がスポンサーになっている世界大会のUSA代表ホッケーチームのコーチを依頼される。早速かつてのダックスのメンバーを召集、会場のロサンジェルスへと向かう。そして全米各地から選ばれた個性的な新メンバー5人も加え、練習を開始する。初めはバラバラだったチームもゴードンの楽しみながらの練習のかいもあり徐々に結束していく。 対トリニダード戦では、体格のいい二人…フルトン(Elden Ratliff)とポートマン(Aaron Lohr)による“突撃ブラザース”が大活躍。試合中、観客席からヤジを飛ばす少年に苛立ちながらも勝利をおさめた。 ゴードンはヘンドリックス社が用意した豪邸に寝泊りし、ホッケーそっちのけで写真撮影やパーティーに出席したりで大忙しの毎日を送っていた。ある日、電話取引中のゴードンの元にジュリー(Colomba Jacobson)が訪れ、自分を試合で使って欲しいと訴える。チャンスは必ずあるから待てと答えたゴードンは、その夜宿敵アイスランドチームの美人トレーナーとアイスクリームデートを楽しむのであった。 翌日の対アイスランド戦では、ポートマンが3秒で退場となったり、バンクス(Vincent A.Larusso)が相手の故意の反則によって手首を痛めたりで、12-1の大敗を喫してしまった。「スターになるチャンスを与えてやったのに、負けたらクビだぞ」というティブルスの言葉を受けて、ゴードンは試合後も特訓するようUSAチームに言い付ける。「こんなの楽しくないよ」との悲しげなチャーリーの言葉もゴードンの耳には届かない。心身ともに疲れ果て、授業中に居眠りまでするメンバー達…。そんな様子を見かねて練習にストップをかけたミシェル(Kathryn Erbe)にゴードンは怒るが、「試合は楽しんでやれと言ったのはあなたよ」という彼女の言葉に押し黙る。 一方その頃。次の試合に備えて自分達だけで準備運動していたダックスの前に一人の少年が現れる。いつも試合中観客席で野次を飛ばしている少年だ。「本当のホッケーを教えてやる」というその少年・ラス(Kenan Thompson)に誘われてついて行くと、そこには地元の少年達が待ち構えていた。「お前等代表失格だ」という彼等とホッケーの試合をすることになったダックス達は、ホッケーの本当の楽しさや、敵に脅された際の対処法などを教わりすっかり意気投合。ラスの放ったナックルシュートに目を丸くしつつ、彼等の声援を受けながらその場を後にした。 失意のゴードンが家に帰ると、10年ぶりに店を閉めて駈けつけたというヤンが待っていた。TVで試合を見て、ゴードンが孤独そうに見えたという。「アヒル達を空に飛ばせるのは君しかいない」というヤンの言葉に、ゴードンは一人夕陽を見つめながら考え込むのであった。 「Just whn you think they're about to break apart…」 「Ducks fly Together!.」 対ドイツ戦では開始時刻だというのに、会場にゴードンの姿がなく、ミシェルを見つけたチャーリーは彼女に臨時コーチを依頼、なんとか試合を始めることが出来た。その試合中やって来たゴードンはミシェルと子供達に心から謝罪。「もう一度チャンスをくれ。もう二度と迷わない」と誓う。ジェシー(Brandon Adams)、チャーリー、フルトン、エイバーマン(Matt Doherty)&ギー(Garette Ratliff Henson)の旧ダックスメンバーによるかつての戦法“フライングV”が見事に決まり、USAチームは一団となって勝利を掴んだ。 すっかり心を入れ替えたゴードンは奢っていた頃の自分の写真を燃やし、改めて相手チームや自チームの研究や選手の苦手克服に努め、手首の痛みを隠して試合に出ていたバンクスには今迄気付かなかったことを詫び、休むことの大切さを説いた。そうやってチームの困難を一つづつみんなで乗り越えたUSAチームは以前に増して絆を強めていく。バンクスの代わりに、とチャーリーが連れて来たラスの活躍で見事ロシア戦に勝利、宿敵アイスランドチームもロシアに敗れ一敗どうしとなった。 最後の特訓ということで、ビーチボールで遊んでいたUSAチームの前に現れたアイスランドチーム。いきなりビーチボールを凹ませたスタンソン・コーチ(Carsten Norgaard)にゴードンはサシで勝負するよう持ち掛ける。あと1本でゴードンの勝利というところで、スタンソンはゴードンの足をスティックで殴打。涼しい顔のスタンソンにUSAチームは打倒アイスランドを心に誓うのであった。 そのアイスランドとの試合前にバンクスが復帰。だがもう席が埋まっていて…というゴードンの言葉に肩を落とすバンクス。ユニフォームを脱ごうとするラスの手を止め、「僕が抜ける。チームのためさ」と言ったのはチャーリーだった。チャーリーはコーチ助手としてベンチに入ることに。アイスランドの圧倒的なパワーに押され防戦一方のUSAチームは、力には力で、と対抗する“突撃ブラザース”のふざけぶりに加え、ドゥエイン(Ty O'Neal)に至っては投げなわで相手を縛りつけてしまう始末。 「みんなの気持ちも分かるが、暴力で解決するのはよくない」ゴードンは選手一人一人に名前と出身地を言わせ、全米代表としての誇りを失わないよう説く。そして、どんな時でもアヒルは一緒に飛ぶように、自分達もいつも一緒だと語り、ヤンが用意した新しいダックスのユニフォームで心機一転、逆転勝利を誓う。新生USAダックスの反撃が始まりだ! チャーリーの考えた作戦の成功等により着実に得点差を縮めていき、なんとか時間ギリギリで決まったラスのナックルシュートにより同点に持ち込む。勝敗の行方はシュート戦へ。ジェシー、ギー、フルトン、そしてバンクスがシュートを決めダックスが4点先取、次の相手シュートを止めればUSAチームの優勝という大事な場面で、ゴードンはキーパーをゴールドバーグ(Shaun Weiss)からジュリーに交代。シュートを打つのは大会の得点王・グンナー(Scott Whyte)。 会場の全員が見守る中、グンナーがシュートを放つ。そして、ジュリーが開いたグローブからパックが氷上に落ちた瞬間、見事USAチームの優勝が決まった。アメリカの国旗がバンクスからチャーリーへ手渡され、大喜びのダックスナインであった。 「No time for losers 'cause we are the champions of the world~♪」 故郷に帰ったUSAダックスのメンバー達は、全員で火を囲み、QUEENの“We Are The Champions”を合唱して勝利の喜びを分かち合うのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.05 03:03:59
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