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2010.04.05
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カテゴリ:The Mighty Ducks
 需要が無かろうと「あひるフェスタ」は続けるよ~。 quack, quack walkingduck.gif
 前々回ではシリーズ第1作目の「飛べないアヒル(CHAMPIONS)」、そして前回は続編の「D2 マイティ・ダック 飛べないアヒル2(D2:THE MIGHTY DUCKS)」のストーリーを長々と綴ってきたが、それも今回でやっとお終い。第3弾の「D3 マイティダックス 飛べないアヒル3(D3:THE MIGHTY DUCKS)」が今のところシリーズ最後の作品だ。(05年頃だったか、新メンバーで「The Mighty Ducks 4 : Ducks in Time」なる続編が製作されるとの噂があったが、いつの間にか消滅 ショック
 1作目ではあんなに愛らしかったダックス達が第3弾ではすっかり逞しい青年に成長。当然、アイスホッケー・シーンのスピードと迫力はシリーズ最高だ。

 D3 マイティダックス 飛べないアヒル3 D3:THE MIGHTY DUCKS ('96)

 「Goldberg, when's the last time you practiced?」
 「Well, we don't really practice per say. We either play or … play around.」


 ダックスのメンバー達はゴードン(Emilio Estevez)の母校にして名門のイーデン・ホール学園から奨学金を授与されることになった。だがゴードンから「国際親善大会の人事局長に任命されたので、今年はダックスのコーチは出来ない」と告げられたチャーリー(Joshua Jackson)はショックを受ける。またフルトン(Elden Ratliff)も“突撃ブラザース”の相棒であるポートマン(Aaron Lohr)がシカゴに残るということで落胆していた。
 入学早々遅刻したダックス達は派手に登場して全校生徒を呆れさせる。チャーリーは初練習に向かう途中、署名を求めてきた女の子・リンダ(Margot Finley)に一目ボレ。新たにダックス達のコーチとなったオライオン・コーチ(Jefferey Nordling)は今までのダックスのぬるいやり方を否定、キーパーのレギュラーをゴールドバーグ(Shaun Weiss)からジュリー(Colomba Jacobson)に変更したのを始めメンバーのポジションも大幅に変更、チャーリーはキャプテンから外されてしまい、バンクス(Vincent A.Larusso)は代表チーム入りとなる。日々厳しい練習が続く中、チャーリーはリンダに試合を見に来るよう誘うことに成功する。
 試合当日、観客席にリンダを見つけたチャーリーは張り切って得点を重ねるが、後半からダックスのディフェンスがガタガタに崩れ、どんどん詰め寄られてしまう。熱くなったチャーリーはゴールにスティックを叩きつけてペナルティを課せられるわ、一人でシュートを決めようと焦って失敗するわで散々なことに。試合後、オライオン・コーチに怒鳴られたチャーリーはますます反抗心を強める。そして服がないことに気付いたダックスがシャワールームを覗くとびしょ濡れになった服が…。代表チームの仕業だと知ったダックスはお返しに彼等の服を液体窒素でカチコチに凍らせてしまう。
 後日、代表チームからディナーの誘いを受けたダックスは、食後のデザートを待つ間に代表チームがこっそり帰ったのも気付かず出て来たケーキに大喜び。しかし請求書を手渡されハメられたと気付くも既に遅しショック やむなくその夜はレストランで働く破目に…。やられっぱなしでダックス達が黙っているはずもなく、仕返しに代表チームが寝ているところに学長が飼っている狂暴な蟻を放つ。
 翌朝、決着をつけるべく、蟻に噛まれて体中赤くなっている代表チームとダックスとの戦いが始まった。毎年州大会優勝の名門チームであるウォーリアーズの前にダックスはまるで歯が立たない。相手チームの汚い攻撃に怒りが頂点に達したチャーリーは敵となったバンクスに掴み掛かり大乱闘が始まった。駈け付けたオライオン・コーチは代表チームを追い出し、ダックスに「アヒルは死んだ。ユニフォームを捨てるかチームを辞めるか、どちらか一つに決めろ!」と言い放つ。チャーリーとフルトンはリンクから去り、残ったメンバー達はダックスのユニフォームを脱ぎ捨てて練習を再開するのであった。
 失意のチャーリーはハンス(Joss AcKland)の家を訪れる。「認めているからこそオライオンはキミに辛く当たるんだ。キミはチームの中心だ。仲間の所に戻れ」と諭すハンスの言葉にもチャーリーは素直になれなかった。出て行くチャーリーの背中にハンスは静かに呟いた。
「さよなら、チャーリー…」

 「This ninja stuff makes you look, I don't know, how would you say …」
 「Ruggedly handsome?」
 「Amazingly stupid.」


 翌日、学校をサボったチャーリーとフルトンは、遊園地で遊んだ帰りに今後のことで口論になる。学校に戻ると言うフルトンにチャーリーはついカッとなり怒鳴ってしまう。一人ぼっちになり母親(Heidi Kling)の働く店に戻ったチャーリーは、母からハンスの死を告げられショックを隠せない。
 ハンスの葬儀に駈け付けたゴードンは久々にダックスのメンバーと再会、ハンスの棺にダックスのユニフォームを掛けた。「ハンスは僕達を飛ばせてくれたことを忘れるな」というゴードンを避けるようにチャーリーは涙を堪えてその場を離れる。
 翌朝、ゴードンは嫌がるチャーリーをリンクに誘う。そこには事故で体が不自由になり車椅子に乗った娘と滑るオライオン・コーチの姿があった。オライオン・コーチの本当の姿を知り動揺するチャーリー。「苦しかった時も、キミ達がいてくれた。オレが生き帰ったのもキミ達のおかげだ。オライオンには引継の時に全て話してある。キミはチームの中心だ。またミネソタに奇跡を起こしてくれ」というゴードンの言葉に、チャーリーは今までのわだかまりを捨てた。
 オライオン・コーチに謝罪し、ダックスに復帰したチャーリーを仲間達が温かく迎えていたちょうどその時、学長がダックスに対する奨学金打ち切りを発表する。オライオン・コーチは「ダックスは私のチームだ」と学長に食って掛かるが、役員会の決定なのでどうしようもないと素っ気無い。ダックスのためなら辞めてもいいとまで言いきるオライオン・コーチに、ダックスは初めて心を開き、共に戦う覚悟を決める。
 奨学金中止が役員会でほぼ決定しかけたその時、ダックスメンバーの弁護士としてゴードンが現れ、彼等が如何に素晴らしいかを役員達に訴えた。ゴードンの弁護は役員全員の心を動かし、遂に奨学金の継続が決定する。喜びも束の間、ゴードンは仕事があるからと大急ぎでシカゴに向かった。「次の対抗試合で居られないようにしてやる」という代表チームの言葉に発奮したダックスは、バンクスをチームに取り戻して早速練習を再開。オライオン・コーチも代表チームを研究し、チーム一丸となって対抗試合に勝つための特訓を始めた。
 そんなある日、ダックスのメンバーを集めたオライオン・コーチは開口一番、「お前達はまるでウォーリアーズらしくないぞ。いつまでたってもダックスだな」と、ダックスのユニフォームをみんなに返し、チーム全員の心を一つにまとめあげた。
 対抗試合当日、ダックスは亡き友ハンスに捧げて滑った後、「QUACK! QUACK!」の掛声と共に試合に臨む。苦手だったディフェンスに重点を置いたダックスの攻守は代表チームに得点を許さず、互角の勝負が続く。しかし焦った代表チームは暴力的な攻撃に転じ、激しくボードに叩きつけられたギー(Garette Ratliff Henson)が倒れ込んで暫く動けなくなる程にエスカレートしていく。
 最早ダックスに為すすべなしと思われたちょうどその時…。「弁護士がシカゴに来やがってよ、サインしろと言うからサインしてやったぜ!」と現れたのは、奨学金契約を交わしたばかりのポートマンだった。「ゴードン・コーチだ」顔を見合すチャーリーとオライオン。“突撃ブラザース復活!”で勢いづいたダックスは反撃を開始。早々にペナルティを課せられたポートマンはペナルティボックスで上半身裸になって躍り、観客席を沸かす。続いて選手交代のタイミングを誤ったケン(Justin Wong)もペナルティを取られてしまう。残り僅かの時間を3人で戦わなければならなくなったダックス。オライオン・コーチはチャーリーとバンクス、そしてゴールドバーグの3人を指名、チャーリーの胸にキャプテンのマークを貼り付けて送り出した。「信じてるぞ、さあキャプテン!」

 時間ギリギリでなんとか相手ゴールの前まで進んだチャーリーは、残り3秒というところで後ろにパス。そこにいたゴールドバーグは一瞬たじろぐものの慌ててシュート!ゴールドバーグの見事なシュートによってダックスは代表チームに勝利することが出来た。喜びに浸るダックス。チャーリーが観客席に目をやると、そこには笑みをたたえてダックスを見守るゴードン・コーチの姿があった。さらにゴードンがチラっと逸らした視線の先に目をやると、「イーデン・ホール・ダックス」の文字が入ったダックスの旗が新たに飾られていた。そしてチャーリーはリンダと初めてのくちづけを交わすと、勝利の喜びを分かち合うため仲間の元へ戻る。ゴードンは一人、静かにリンクを後にするのであった。 





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Last updated  2010.04.05 22:00:29
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