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小学生の頃、よくMちゃん家に集まって「人生ゲーム」をした。
ドル札を配り、カラフルな車型のコマには自分を表すピンクの先の丸いピンを挿し、念のために自動車保険に入ってから、いざスタート!人生にかかわる様々な出来事―就職や結婚、様々なラッキーチャンスやアクシデント等―が待ち受けるコマを、出たルーレットの目に沿って進んでいき、最終的に誰が一番お金持ちかを競うというゲームである。 昔はこのゲームが大好きだったが、当時からなぜか滅法弱かった…(><) 当時の我が家では遊びといえばトランプや花札。おもちゃ類は買ってもらえなかったので、子供の頃から人生ゲームにはめっちゃ憧れていた。 なので、息子達が小学生に上がってすぐぐらいに人生ゲームを買った。 おおッ!コマの内容は子供の頃に慣れ親しんだものとは若干変わっているが、ピンクと水色のピンや株券などが懐かしい~(^^) あまり気乗りしない様子の幼い息子達にあれこれ説明しながら、およそ20年ぶりに人生ゲームをやってみた。今度こそ、バラ色の人生を我が手中に!(子供相手に大人気ないったら) …って、アレ!? まさかの…どべ(ビリ)!? 初心者の息子達相手でさえもどべとは その後、日を置いてもう一度やってみたが、それでも最高2位どまり。以来、人生ゲームは押入の隅に追いやられ、いつの間にやら行方不明になったきりだ。 思えばこのゲームは私のリアルな人生をも暗示していたのかもしれない…。 住宅ローンや私立に進学した息子の学費に悲鳴を上げ、今月から再開した就活は昨年同様惨敗続きで掛け持ちバイトは当分辞められそうもなし、父の死後から姉妹で冷戦状態、おまけにだんなさんとはロクに会話さえ無い。更にはその他諸々の不幸の波まで連鎖して押し寄せてくる始末 嗚呼、昨年4月に発売された「人生ゲーム極辛」を地で行くような、今の私のどべ人生 ん?大概の人の人生ってこんなもの? 「人生とは、重き荷を背負いて、遠き坂道を行くが如し」by 徳川家康 う~む。いいこと言うなあ。 私としては「人生とは暇つぶし」であると思っているのだけれど、如何せん“貧乏暇なし”で。 あと5年すれば息子達も成人しており、ちっとは状況も変わっているだろう。その時もう一度人生ゲームにチャレンジしてみようかな。目指せ、どべ脱出! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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