カテゴリ:80's 洋楽
80年代に活躍したカナダ人アーティストといえばブライアン・アダムス(Bryan Adams)を思い浮かべる方が多いだろうが、この兄ちゃんも忘れてはいけない。そう、コリー・ハート(Corey Hart)である。
ブライアンより遅れること僅か、ほぼ同時期にコリーもヒットを飛ばしたのだが、爽やかブライアンに比べてコリー兄ちゃんは情熱を内に秘めた感じ(やや暗目)で、インタビュー記事などでは当時のGF(後に結婚→離婚)・エリカさんのことばかり褒めていたので、日本での人気は今ひとつパッとしなかったような…。 ちょいワル好青年(!?)的なルックスが若い女の子のハートをくすぐりまくったコリー兄ちゃんがデビューアルバム「FIRST OFFENSE」をリリースしたのは83年の11月のことで、1stシングル“Sunglasses at Night”がいきなり大ヒット!カナダのみならず米国でもTop 10入りを果たし、彗星の如くミュージック・シーンに登場したのであった。ちなみにこのアルバムには、エリック・クラプトン(Eric Clapton)もなぜか参加してたりして。 更に85年発売の2ndアルバム「BOY IN THE BOX」からのシングル“Never Surrender”は米国でも3位を記録。ルックスの良さに加え、妙に力の入ったヴォーカルも印象的だった。 でもって翌86年リリースの3rdアルバム「FIELD OF FIRE」では、エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)の名曲“好きにならずにいられない(Can't Help Falling In Love)”をカヴァー。まるで語りかけられているかのようなコリーの甘~いハスキーボイスがたまらん…これは反則やわぁ… 米国では既に人気が下降気味で今イチだったが、本国では見事チャート1位に輝いた 88年リリースの4thアルバム「YOUNG MAN RUNNING」、続く90年にリリースの5thアルバム「BANG!」はそんなに出来の悪いアルバムでもなかったように思うが、残念ながらチャート上位には上らなかった。 で、今回紹介するアルバムは、上記5枚のアルバムからシングルカットされた曲を集めた、91年リリースの「THE SINGLES」。 このCDをいつ、どこで買ったのか全く記憶にないのだが、手元にあるのはUS輸入盤だ。コリー兄ちゃんの熱い歌声を聴くと何だかホッとしてしまう。嗚呼、どれもええ曲でんなぁ~。 うっとおしい梅雨の合間、一服の清涼剤にコリー兄ちゃんの映像と歌声を御堪能あれ 1. In Your Soul 2. A Little Love 3. Sunglasses at Night 4. Everything in My Heart 5. Never Surrender 6. Don't Take Me to the Racetrack 7. Eurasian Eyes 8. Can't Help Falling in Love 9. Bang!(Starting Over) 10. Boy in the Box 11. Take My Heart 12. Spot You in a Coalmine 13. It Ain't Enough 14. I Am By Your Side 15. Chase the Sun 今はソングライターとして、同じくカナダ出身のセリーヌ・ディオン(Celine Dion)や再婚したカナダの歌手である奥さん等に曲を書いているそうで。元気そうで何より(^^) YouTubeの映像をリンクするにあたって久々にコリー兄ちゃんのPVを見まくったが、悲しげに何かを訴えるようなつぶらな瞳といい、唇をにゅっと突き出すような元気いっぱいの(!?)歌い方といい、思わず朝から胸がじゅんじゅんしてしまった♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.27 09:29:16
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