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2010.07.29
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カテゴリ:PASPARADIO
 おはようございます、なりきりDJ・楊です♪
 先日、中国広東省広州市で住民約2,000人が、“広東語を守れ!”と訴えるデモを行いました。何でも地元TVの広東語チャンネルの使用言語を普通話(標準中国語)に切り替えるよう、同市のおエラいさんが市長に提案したところ、住民の不満が爆発したとか。でもって、同じ広東語圏の香港でも8月1日に広東語擁護デモが計画されているそうです。
 生粋の日本人で、日本語以外の言語を全く必要としない生活を40年間営んでいる私には、まぁほぼ無関係なニュースではありますが、香港電影迷(香港映画ファン)としては興味大アリです。

 普通話と広東語。耳慣れないうちはどちらも同じように聞こえるかもしれませんが、これらは全く違う言語といってもいいくらいです。
 個人的には広東語の威勢のよい感じが大好きです。日本語だと関西弁のようなものでしょうか。

 普通話が一般的だった香港映画で、初の広東語映画が制作、公開されたのは1974年でした。日本でも「Mr.Boo!」でお馴染みのマイケル・ホイ(許冠文)が初監督した映画「Mr.Boo! ギャンブル大将(鬼馬雙星)」です。
 正確には一時衰退した広東語映画を復活させたということになるのですが、きっかけとなったのは73年に公開され、同年の興行収入トップになった「七十二家房客」です。但しこれは戦前に中国と合作した舞台劇の映画化で、TVの人気コメディアンが大量出演しているのですが、TVと同じように広東語を映画で話したら地元の人々に大ウケした、というものでした。
 しかし、これらを機に北京語(普通話)一辺倒だった香港映画界は一気に広東語映画一色となっていったのでありました。
 日頃使っている言語に愛着とアイデンティティを感じるのは当然ともいえましょう。

 日本でもつい先頃、ユニクロやら楽天やらが社内公用語を英語にすると発表し、物議を醸しました。この件については、ホンダの社長が「バッカじゃねーの!?」と一蹴し、多くの日本人(含自分)がホンダの社長に賛同しました。
 国際競争力を高めるための決断だそうで、気持ちは分からなくもないですが、何か間違っているような…。母国語を捨てる企業の行く末を案じつつ、今日も私は楽天さんでまったりとブログを綴るのでありました。

 おっと、曲紹介を忘れるところでした(^^ゞ
 今回の最初で最後の曲は、アンディ・ラウ(劉徳華)&サミー・チェン(鄭秀文)が主演し、00年に大ヒットを記録した「Needing You(孤男寡女)」の主題歌“感情線上”です。サミーのキュートな広東語をお楽しみ下さい♪
 本日もお相手はDJ・楊でした~バイバイ

needing you.jpg 感情線上 - 鄭秀文(Sammi Cheng)





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Last updated  2010.07.29 09:25:37
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