カテゴリ:テレビ・ラジオ番組
「電人ザボーガー」という子供向けの特撮ヒーロー番組が放送されたのは、79年(昭和49年)4月から翌80年6月までだそうだが、私が初めてザボーガーを見たのは割と最近になってのことで、どこぞのCSチャンネルで放送されていたのをたまたま目にしたのがきっかけだった。
主人公である秘密刑事の大門豊のカンフーアクションもそこそこ楽しめたが、何よりマシーンザボーガーに目は釘付け!うへッ、何じゃこりゃ!? マシーンザボーガーというのは、大門豊の父・大門博士が製作した等身大ロボット(にして大門の弟的存在)ザボーガーのオートバイ形態で、左上画像で大門が乗っているバイクがそれ。 まずはザボーガーの腹から前後車輪が飛び出し、続いて真横に伸ばしていた手がぎゅっと握られる。その手がスルスルと引っ込んで肩に収まったらマシーンザボーガーの一丁あがり! ロボットがバイクに変形するという案はいいと思うが、いざ実写にしてみると…怖いよ!気持ち悪いよ!もし子供時分にこの番組を見ていたら、トラウマになってたかも!? (いや、案外喜んで見たかも。大人の目で見るとどんなにショボいものでも、子供の目には格好良く映るものだし) しかしマシーンザボーガーもよく見りゃかなり間抜けな格好をさせられて、気の毒ではあるが…。 本当かどうかは知ったこっちゃないがバイク乗りの間では、身体をバイクと水平にし、両足をまっすぐ伸ばしてリアシートに乗せる、“ザボーガー”という曲乗りがあるとかないとか(^^ゞ この電人ザボーガーの動力源というのが、大門博士が発見した「ダイモニウム」というもので、(余談だが、78年~79年に放送されていたロボットアニメ「闘将ダイモス」に登場するダイモスの装甲材質もダイモニウム。こちらは惑星探査で持ち帰られた、人類にとっては未知の新エネルギー源とのことだったが…)、この発見に嫉妬したかつての研究仲間・悪之宮博士に大門博士は殺されてしまう。そして大門は父の仇・悪之宮博士率いるΣ団と戦うことに…。 昔の子供向け番組では、いろんな博士が新エネルギーやら何やらを発明、発見しては殺された。 「キューティーハニー」で“空中元素固定装置”を発明し、パンサークローに殺された如月博士しかり、「戦国魔神ゴーショーグン」で“ビムラー”を発見し、ドクーガに狙われて命を絶った真田博士しかり。あ、ダイモスの動力源である“ダイモライト”研究の第一人者だった竜崎博士もそうやね。 それら新エネルギーが何を意味し、どういうものであるのかなど幼い頭で理解出来るはずもなく、結局大人になった今でも分からずじまいだったりして なぜか今頃になって「電人ザボーガー」は映画化され、来春に公開予定なんだとか。映画は「青年期の章」「熟年期の章」という2部構成らしく、熟年期の大門豊を演じるのはなんと!板尾創路さんで、大門博士役は竹中直人さんらしい。 近頃の邦画には全く興味がないが、これだけはちょいと…いや、めっちゃ気になる~(^^ゞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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