カテゴリ:駄文
65回目の広島原爆忌である今日も空は青く、いくつもの雲がゆっくりゆっくりと西に向かって流れている。
幾重もの雲がぞろぞろと流れていく様は、戦争で犠牲になられた方々の、若き命をお国のために奉げた兵隊さん達の魂が白い雲に宿り、あの世に向かって一斉に歩を進めているかのようだ。 ♪風に吹かれて~歩いてゆくのさ~ 白い雲のように~ いや、猿岩石のこの歌はそんな歌じゃないか…(^^ゞ 今朝、朝刊を読んでいると小林よしのりさんが責任編集した「国民の遺書」の広告が載っており、本から一部抜粋された、靖国に眠る6柱の言葉に涙があふれた。 今まで戦争に関することには興味がなかった。というより、恐怖心からあえて避けていた。最近になってやっと恐れが薄らぎ、阿川弘之さんや城山三郎さんの著した特攻隊員の物語などを読めるようになった。 もっともっと戦争について知りたい…、いや、知らなければならない。彼等の命が決して無駄にならないよう、日本人として凛と生きたいと思う。 先程までNHKで中継されていた広島平和記念式典をぼんやり見ていた。今年の式典には過去最多の74ヶ国の代表が参列し、国連事務総長や核を保有する米・英・仏の代表も初めて出席した。 そんな中で菅首相も「日本国憲法を遵守し、非核三原則を堅持することを誓う」などと述べていたが、国歌斉唱拒否疑惑に激昂するような、99年に国旗国歌法が成立した際には反対票を投じているような人だもんなぁ… でもって(首相)在任中は靖国神社には参拝しない!と宣言してるし。 日本人なら、日本のトップに立つ人ならなおさら参拝すべきではなかろうか?靖国に眠る方達の、国を思い命を奉げた苦悩や怒り、慟哭を肌で感じてみられては?アジアにばかり目を向けて、自国を疎かにしてちゃイカンよ。 今の日本の体たらくを、白い雲の方達はどう感じているだろう? 本当に心から情けなく、恥ずかしいかぎりだ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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