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2010.08.27
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カテゴリ:駄文
 ♪ 酔えないムードにすっかり 疲れきってぐったり
 繰り返す~綱~渡りぃ~
 夜の街~ びくびくと避けるネオンライト
 夜の街~ うかうかと 二度とさまよえない
 夜の街~ どこまでも走るネオンライト 伏せろッ!

 毎朝3時すぎ、スーパーカブ“ナミィ”に新聞を積み、カブ特有の爆音を立てながら寝静まった夜の街を疾走する。
日中の熱気を幾分含みながらも爽やかな風が身体を包む。
 途中、コンビニの店員さんや24時間営業の食堂のおっちゃん、他紙を配達中の同業者さんやたまたま出くわした家の方などと軽く挨拶を交わしながら、深夜というか早朝の街をひた走る。
 初めは怖かった深夜の静寂や闇が今ではとても心を落ち着かせてくれ、一人でのんびり新聞を配っている時が一番ホッとする。時給にして約700円。まぁ気分的には早朝ジョギングみたいなものなので、こんなものだろう。

 帰宅して真っ先にシャワーで汗を流し、ブログを綴ったり家事をちょっとだけこなしたりしてから、次のバイト先へ。
 10時からは古本屋さんでアルバイトノート ここは某古本屋チェーンのような若者の店ではないので、店員さんは皆さんほぼ同年代でちょいと気がラク。
 店内はカオスというか樹海というか…1年以上働いているが、未だどこに何があるか把握しきれてなかったりして(^^ゞ
 このバイトは趣味と直結しているので日々ワクワク♪ 時給710円(休日は+50円)でも楽しいので文句は言えない。但し、大地震に襲われたら間違いなく圧死するだろう…命懸けであるショック 

 帰宅後は再びシャワーを浴びて埃を落とし、17時からは今月から週に2回ほど行くことになった新たなバイト先であるパン屋さんへ食パン
 まったりとパンを売る仕事だと思っていたら、これがまた予想外にハードなバイトで失敗
来月から早速一人で閉店まで店番をしないといけないということで、今はまだ若い店長さんから何度も叱責を受けながら必死で手順を覚えているところ。早く時給750円分の働きをしなきゃ。
 
 今や40代での(地方での)再就職はほぼ絶望的で、一旦失職してしまうとアルバイトぐらいしか道はない。私の場合は完全に自己責任なので仕方がないが、勤務先の倒産や病気などで止むを得ずアルバイトで糊口を凌ぐ他なくなった方もいるだろう。今まで蓄積してきたキャリアもスキルもプライドも全て投げ捨て、若い社員さんに頭を下げる日々の切なさったら…。TVでは何度か目にしたが、実際に体験してみると正直なところ結構堪えるものである。そりゃ心を病んでしまう人も出るわなぁ。
 足掻けば足掻くほど、もがけばもがくほどどんどん底辺に堕ちて行く。もう這い上がる気力も体力もチャンスもない。3つもアルバイトを掛持ちしたところで、アルバイト料の総額は約13~14万円。もし時給一律800円が実現するとおよそ16万円に、民主党の夢見る(?)最低賃金時給1,000円が実現するとおよそ20万円になるのだが、そんな日は決して来ないだろう。だが万が一そんな日が来たら、今度はアルバイトが軒並み首をきられるだろう。

 22時ちょっと前、3つ目のバイトを終えて店を出ると、夜の街が優しく迎えてくれる。
まったりと上っていく煙草の煙を見つめているのか、上空に瞬く星を見つめているのか自分でもよく分からぬまま、ぼんやりと夜空を見上げながら自販機で買ったコーヒーを飲み干す。
♪ 夜の街~ どこまでも~
昔よく聴いていたBARBEE BOYSの“夜の街”を口ずさみながら、自転車のペダルをのったりと漕いで家路に向かう。
 さぁ、帰ったら一眠りしてまた新聞配達だ。おやすみなさい星

 嗚呼…それにしてもだんなさんの給与はいつ底値を脱してくれるのかしらん…(><)
 
カメラ 今回使用した夜の街の画像は楽々更新HP工房さんからお借りしました。





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Last updated  2010.08.27 19:47:19
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