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おはようございます、なりきりDJ・楊です♪
グズほど“忙しい”ことを出来ない理由にするものですが、私も近頃は何かと忙しくてブログの更新も読書も滞りがち…いや、本当は忙しいからではありません。空いた時間はひたすら惰眠を貪る日々を送っているからでございます。 だんなさんは年末まで常陸国に出張で留守だし、息子達にももう手は掛からないし、母はトリプルワークの合間にひたすら家でゴロ寝三昧~ 先月、BOOK OFFの半額dayに購入した文庫本は早く読みたいと思いつつ、積ん読状態です。 ・「大谷吉継」 山元泰生 (人物文庫) ・「大名廃絶録」 南條範夫 (文春文庫) ・「中国古典の言行録」 宮城谷昌光 (文春文庫) ・「天下の落胤 人間の剣 江戸編(三)」 森村誠一 (中公文庫) ←この作品だけは以前図書館で借りて読んで以来、ずっと心に残っていたので、改めてこの機に購入 図書館からも「貸した本、はよ返さんかい!このボケェ!」というメールをいただき、日々少しずつ読み進めていた秋山駿さんの評論集「内部の人間の犯罪」は50Pほど読んだだけで返却してしまいました。(いつか再び借りて続きを読まなきゃ) で、懲りずにまた借りてきた本が幾つか…(^^ゞ そのうち、松本清張さんの「砂の審廷 小説東京裁判」は非常に興味深く、一気に読みました。 民間人唯一のA級戦犯として巣鴨刑務所に拘留されたものの、精神鑑定の結果不起訴となった大川周明に焦点をあてて東京裁判を描いた作品で、獄中日記や検事の訊問調書等をそのまま引用している点に興味を引かれましたが、何より大川周明その人に何やエラく魅せられたのでありました。 有名な話として、東京裁判に水色のパジャマを着て、素足に下駄を履いて出廷した大川さんが、前に座っていた東条英機の頭を後ろからパシパシ叩いたというのがあります。 もう一つ、この作品は非常に有名で、毎年夏になるとアニメがTVで放送されるのですが、あまりにも怖くて、辛そうで、未だ一度も見たことのないこのアニメの原作を読んでみました。野坂昭如さんの「火垂るの墓」です。 アニメの方はどのようなものか知りませんが、原作は意外と淡々と綴られており、戦争に対する恐怖は感じませんでした。もうただただ切なかったです。これが野坂さんの実体験に基づいた話だということに胸を締め付けられました。 他にも寂しいながらもクスッと笑えた「アメリカひじき」や、少年院で暮らす悲しい少年達の物語「ラ・クンパルシータ」や「プアボーイ」等も心に残ります。 やっぱり読書はいいですね。いつまでもダラダラしてちゃダメだわ(^^ゞ 本日もお相手はDJ・楊でした~ …って、今回も曲なしですんませんm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.14 09:29:24
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