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2011.02.13
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カテゴリ:80's Fave Albums
 80年代を振り返るとき、“どうしてあの人は当時、あんなに需要があったのだろう?”と、今となれば不思議に思う人がいる。たとえば寺尾聰さん。「ルビーの指環」が『ザ・ベストテン』で12週連続1位という大記録を打ち立てたのみならず、3曲同時ベストテン入りという快挙まで成し遂げた。何故そこまで…?
 “世界で最も忙しい男”と言われていたフィル・コリンズ(Phil Collins)も同様だ。85年に開催された『LIVE AID』ではコンコルドまで使って移動し、唯一英・米両ステージで演奏した。何故そこまでして…?

 とはいえ、確かにフィル・コリンズの曲はどれも好きだった。85年にリリースしたソロ・アルバム「NO JACKET REQUIRED」からシングルカットされた“Sussudio”や“One More Night”などのPVは、何度見ても(聴いても)全く飽きることがなかった。

 そしてまたフィルは、ジェネシス(GENESIS)の顔でもあった。
 元々中途加入だったフィルがvo.を務めるようになったのは、“歌うヒマワリ”こと奇才・ピーター・ガブリエル(Peter Gabriel)が脱退したためだったが、それまでプログレ・バンドとして高い評価を得ていたジェネシスは時代の流れもあるだろうが、徐々にポップさを増していった。
 86年にリリースされたジェネシスの「INVISIBLE TOUCH」は、すっかりプログレ色が薄まったものの、英米のみならず全世界で大ヒット!タイトル曲の“Invisible Touch”を始め、“Tonight, Tonight, Tonight”“Land Of Confusion”“In Too Deep”“Throwing It All Away”と5曲もシングルカットされ、米国では5曲全てが5位内(うち“Invisible Touch”は初の全米1位に輝いた)を記録する超人気っぷりだった。
 
 「INVISIBLE TOUCH」は何十回と聴きまくったが(今でもたまに聴く)、このアルバムの素晴らしさは一体どう言い表せば伝わるのだろう?とにかく無駄がない。始めから終わりまで完璧と言っていいと思う。だが、昔からのジェネシス・ファンにとっては唾棄すべきアルバムかもしれない。何せポップすぎ、フィル・コリンズ色があまりに強すぎる気もする。まぁそれも、この時代が寺尾聰とフィル・コリンズを要請していたのだから、仕方ないわな…(^^ゞ
 なんて、実を言うと私が洋楽を聴き始めた80年代初めには既にピーターはソロとして活躍していたので、プログレ期のジェネシスについてはほとんど知らなかったりして(すんません)。だからこのアルバムは何の先入観も違和感もなく素直に楽しめた。

 「INVISIBLE TOUCHGENESIS - My Fave Albums of the 80's. Vol.3

Side One
1. Invisible Touch
2. Tonight, Tonight, Tonight
3. Land Of Confusion 時代を感じるPV。レーガン&ゴルビーだもの
4. In Too Deep A面ラストに相応しいこの余韻…

Side Two
1. Anything She Does シングル・カットされるはずだった曲。軽快さが好き♪
2. Domino プログレ時代の名残を感じる…
3. Throwing It All Away
4. The Brazilian 締めはこう来たか!





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Last updated  2011.02.13 08:40:11
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