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おはようございます、なりきりDJ・楊です。
東北地方を中心とした東日本に未曾有の被害をもたらし、改めて原発の恐ろしさを知らしめることとなった大地震から2週間余が経ちました。 未だ復興に向けての明るい話題をあまり耳にしないのは、津波被害があまりにも甚大であることもさることながら、やはり福島第一原発事故による放射性物質ダダ漏れの恐怖と不安の方が強いからでしょうか。 首都圏の人々は…いや首都圏に限らずそこそこ賑わっている地に暮らしている人々は、自分達が今まで当たり前に過ごして来た享楽的日常が、地方で慎ましく暮す方々の犠牲の上に成り立っているということに目を向けなければなりません。 ここ大都会岡山(お恥ずかしいかぎりですが、一部ネット上では岡山は大都会(その後(笑)が付く)と 何でも中国電力の原発依存度は電力会社9社の内では中部電力に次ぐ低さ(約20%)らしく、反対に50%超の高依存度を誇っているのが関西、四国、九州電力だそうです。 この3社の原発(関電の高浜原発、四電の伊方原発、九電の玄海原発)が共通して行っているのが、プルサーマル発電ですね。今回エラいことになっている福島第一原発3号炉もそうですが。 もしこれら3炉のうちの一つ、もしくは炉内中継装置落下事故の担当者が先月自殺したという福井県敦賀市の高速増殖炉もんじゅでもボンッ!となれば、西日本は… いやはや、沖縄を除いて国内のどこにいようが危険極まりないことに変わりはないですね。 しかし、それにしても26日付朝日新聞社の被曝限度量の緩和提案のニュースですが… 「国際放射線防護委員会(ICRP)は、一般人の年間被曝限度量を現在の年間1ミリシーベルトから、1~20ミリシーベルトに引き上げるよう提案した。福島第一原発事故の影響が収まっても、放射能汚染は続く可能性があると指摘。汚染地域の住民が移住しなくてもいいよう、日本政府に配慮を求めた形だ」 まぁ多少なら引き上げても大丈夫なんでしょうけど、これってこれからますます被曝量が増えちゃうよってことなんでしょうか?まさか限度量の方を変えるなんて…これを本末転倒と言わずして!? 恐るべし原発。でもおそらくは必要不可欠であろう原発。今回の事故は原子力発電所について考える機会を与えてくれました。願わくば付近住民の方々、現場で決死の作業にあたられてらっしゃる方々に被害の出ないことを…若しくは、もし仮に既に被曝されているとしても何ら健康に害の無い最小限度で抑えられることを。私達の享楽的な日常生活の犠牲者が、政府と東電による人的災害の犠牲者がこれ以上出ないことを、切に願うばかりです。 今回は音楽を紹介出来ませんでしたが、それは次回ということで。 本日もお相手はDJ・楊でした~ 200,000 access 多謝 このようなへっぽこブログを覗いて下さった全ての皆様に、心から御礼申し上げますm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.27 09:34:02
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