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2011.05.23
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カテゴリ:80's Fave Albums
 結局「最後の審判の日」はやってこなかった。まぁ、はなから信じてはなかったけど…(^^; おかげで今日もお気に入りの80's アルバムをじっくりと鑑賞することが出来、嬉しいこってす。
 さて、私の中で“80年代の洋楽”というと真っ先に思い浮かぶのは、A-HAフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド(FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD)である。FGTHについてはまたいつか語るとして、今回はフィヨルドの国・ノルウェー出身の3人組、A-HAのお気に入りアルバムを御紹介したい。

 A-HA…日本語で書くと「アーハ」という何とも間の抜けたバンド名ながら、メンバーはなかなか美形のお兄さん揃いで、当初はそのギャップが興味を引いた。
 85年にリリースされたデビュー曲“Take on Me”(正確には、前年すでに英国において同曲でデビューしており、今回はその再リリース)ではvo.のモートン・ハルケット(Morten Harket)のファルセットと、アニメと実写を合体させた斬新なPVが話題を呼び、いきなり全米(のみならず欧州各国でも)1位を記録。同85年発売の1stアルバム「HUNTING HIGH AND LOW」も全米では15位とまずまずだったが、北欧では1位、英国でも2位の大ヒットとなった。
 モートンの美形っぷりや、gのポール・ワークター(Paul Waaktaar)の可愛らしさから、日本では完全にアイドル扱いだったが、彼等の本当の魅力は当初から音楽に…というかモートンの歌声に溢れていたように思う。彼の歌声の素晴らしさは他のどの同世代バンドよりも完全に抜きん出ていた。歌声の甘さでは、我が愛しのベンさん(Benjamin Orr。「THE CARS」の超絶二枚目b.兼vo.)と双璧だろう。
 翌86年発売の2ndアルバム「SCOUNDREL DAYS」は前作と比べるとかなり落ち着いた感じで、個人的にはこの2ndが彼等のベストだと思う。特に今日のような雨の日に聴くと、モートンの甘~くソフトなvoに身も心も蕩けそう…。米国では74位と振るわなかったが、母国ノルウェーの1位を始め、英国2位、西独4位、スイス6位等、欧州では前作同様に大ヒットした。

 「SCOUNDREL DAYSA-HA - My Fave Albums of the 80's. Vol.9

Side One
1. Scoundrel Days
2. The Swing of Things
3. I've Been Losing You
4. October
5. Manhattan Skyline

Side Two
6. Cry Wolf
7. We're Looking for the Whales
8. The Weight of the Wind
9. Maybe, Maybe
10. Soft Rains of April 

 嗚呼、全曲モートンの美声にうっとり…目がハート この、浮気モノめがッ!(by ベンさん)
 惜しまれつつも昨年末に解散してしまったA-HA。彼等の初来日公演を観に行った高2の夏の日の思い出は一生忘れないだろう…。





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Last updated  2011.05.23 09:38:22
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