Pastime Paradise

　 先頃、政府・原子力災害対策本部は福島第一原発の1～3号機でメルトダウン（炉心溶融）よりも深刻なメルトスルー（溶融貫通）が起きている可能性があるとの報告書を、IAEA（国際原子力機関）に提出したそうで。
　可能性って…事実、起きてるんでしょ？このあと水蒸気爆発でも起こったら半径700kmが管理区域となるわけで（チェルノブイリでは半径700kmが放射線規制区域）。ははは、もう笑うしかないでしょ (; ﾟ∇ﾟ)

　笑うには漫才が一番！
　とはいえ、お笑いブームは去った。お笑いブーム終焉の花道を飾ったのが、昨年末に終了したM-1の「M-1グランプリ2010」だったような気がする。笑い飯の優勝には賛否両論あったが、個人的には彼等の優勝で幕を閉じたのはベストだったと思う。
　笑い飯のM-1での最終決戦ネタでは第9回（09年）の「鳥人」が最高だった。
「人間の体と鳥の頭のちょうど境目を見せてあげよう」って…ひぃ～ッ!! 腹痛ェ～ッ!!　“鳥進一”や“手羽真一”にも大笑い。新沼人鳥て…　昨年の「サンタウロス」もかなり笑ったけど。
　そうそう、第3回の「奈良県立歴史民俗博物館」もめっちゃ面白かったなぁ。

　M-1はますだおかだが優勝した02年の第2回から見始めたが（第1回は一般審査員による投票制だったため、色々と問題があったらしいですな）、当時は全国的には知名度が低かったブラックマヨネーズが優勝を果たした第5回、そしてチュートリアルが満票一致で優勝を決めた第6回あたりが絶頂期だったように思う。サンドウィッチマンが奇跡の優勝を遂げた第7回も思い出深いけど。
　笑い飯以外でお気に入り、または印象に残っている最終決戦ネタはというと…結構どれも記憶に残っているのだが…第3回で優勝を飾ったフットボールアワーの「SMタクシー」（もちろん注文するドリンクのサイズはSとMだよッ!!）、ブラマヨの「格闘技」（まさか熊をすすめられるとはなッ!!）、でもってチュートの「チリンチリン」（今日からは俺がお前のチリンチリンになるからッ!!）かな。
　あ、あと優勝は出来なかったけど麒麟のネタはどれも好き（＾＾）
それと第8回で決勝に進出するも残念な空気を醸し出して最下位に終わってしまったザ・パンチ。ノーパンチ松尾さんのつっこみが結構好きだったんだけどね…。「お前、もう死んでぇ～」
　第7回で2位になったトータルテンボスは、ホンマにメキメキ腕を上げていったねぇ…って、何様やねん、私!? （＾＾；　でも本当に彼等は年々面白くなった。昨年のM-1決勝進出者について大村さんが苦言を呈していたそうだが（「俺が違うだろってコンビ名、ピース、ジャルジャル」、「漫才だけに取り組み、ずっと漫才だけのことを考えてきた奴ら同士の真剣勝負がM-1だと思う」）、彼の意見は尤もだと思う。

　今年は「THE MANZAI 2011」とかいう、芸歴制限を廃して今年最も面白い漫才師を決める大会が開かれるらしい。笑いの好みやセンスは人それぞれなので、順位を付ける必要があるのかな？とは思うが、久々に漫才番組が見られるのは嬉しい。今から楽しみだ♪
　でもひょっとしたらその頃には全く笑えない状況になっているかもしれないけどね…

　　本日の笑門招福

　・まずはチュートの「チリンチリン」→こちら　
　チュートの漫才は、徳井さんのボケに福ちゃんが笑っちゃうところが大好き♪　
　・麒麟の「テレフォンショッピング」→こちら
　川島さんの素晴らしさ、芸達者ぶりは言うまでもなく、たむちゃんが懸命に（!?）頑張っている感じが微笑ましい（＾＾）
　・フットの「居酒屋」→こちら
　近年、後藤さんの評価が上がってきて嬉しい。っていうか、遅すぎ！
　・サンドウィッチマンで「ハンバーガー屋」→こちら
　コントよし、漫才よしの実力派。東北魂、応援しています。　
　・ブラマヨの「釣り」→こちら　
　最もM-1の恩恵を受けたコンビは、実力もピカいち！面白すぎる!!
　・トリは笑い飯で「鳥人」→こちら
　お父さぁーんッ!! お父ぁーーーさんッ!!!