カテゴリ:80's Fave Albums
80年代に青春時代を過ごした私にとって、ギターの『神』といえばそりゃあもうマイケル・シェンカー(Michael Schenker)なのであーる!
そのマイケル率いるマイケル・シェンカー・グループ(The Michael Schenker Group。以下MSG)の歴代最高vo.といえば、何といっても『歌うやっさん』ことグラハム・ボネット(Graham Bonnet)を措いて他なし!(あ、ちょこっと参加してくれたデレク・セント・ホルムズ(Derek St. Holmes)もよかったけど。) グラハムとMSGについて語るにはまずコージー・パウエル(Cozy Powell)の突然の脱退から…いやその前にゲイリー・バーデン(Gary Barden)とポール・レイモンド(Paul Raymond)の脱退まで遡らなくてはならないのであるが、このあたりの一連のゴタゴタ劇は既に語り尽くされているのと単に面倒なのとで雑に説明すると… ゲイリー首切り→コージー新vo.探し→デイヴィッド・カヴァデール(David Coverdale)と接触、親密に→コージー、グラハムをMSGに誘う→グラハム、MSG加入。コージー、突如MSGを脱退してでびかばのホワイトスネイク(Whitesnake)へ→マイケル&グラハムぽかーん( ゚д゚ ) という流れを経て制作されたのがこのアルバム「ASSAULT ATTACK(黙示録)」であるが、このアルバムがリリースされた82年10月には既にグラハムもMSGを去っていたのであった。そう、結局グラハムはこのアルバムのレコーディングと8月27日に行ったという秘密のコンサート(出演直前にマイケルとグラハムが口論となり、険悪なムードの中行われたらしい。でもって、このステージ終了後にグラハム脱退)のみでとっととMSGに別れを告げたのであった。 嗚呼、この時マイケルとコージーとグラハムが揃ってさえいれば…。 で、再びゲイリーを呼び戻したMSGはこのアルバムの全曲のvo.をゲイリーver.に入れ換えようとするも発売期限が迫り断念。かろうじてシングルカットした“Dancer”のみゲイリーver.でリリースされたという。 ゲイリーには悪いがやっぱグラハムvo.の方が個人的には好きだなァ。やっぱ迫力が違うわ。 「ASSAULT ATTACK」 The Michael Schenker Group - My Fave Albums of the 80's. Vol.17 Side One 1. Assault Attack 2. Rock You to the Ground 3. Dancer ちなみに、ゲイリーver.だとこんな感じ→こちら 4. Samurai Side Two 1. Desert Song 2. Broken Promises 3. Searching for a Reason 4. Ulcer MSGが06年にリリースした25周年記念アルバム「TALES OF ROCK'N'ROLL」ではなんと再びグラハムが1曲のみではあるが参加し、ファンを喜ばせたのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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