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2011.11.30
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カテゴリ:書籍・雑誌
 前回記事で書いたとおり、今月は西森博之さんのコミックス「今日から俺は!!(全38巻)」ばかり読み返していたので小説はほとんど読んでいないかと思いきや、一応7冊読んでいた。

 今年2月に発行された澤田ふじ子さんの「冥府小町」は待ちに待った「土御門家・陰陽事件簿」シリーズの第6弾で、前作「雪山冥府図」の発売以来2年ちょいぶりの新刊なのであーる。
 といっても発売されてから既に9ヶ月も経っているのだけれど…(^^;
 
 欲望、嫉妬、憎悪、絶望…、魔物は人の心の中に棲む。
 陰陽師・笠松平九郎と浪人・小藤左兵衛が、次々と舞い込んでくる摩訶不思議な事件を解き明かす。叡智と情けが京に生きる人々を救う、好評シリーズ最新刊! (光文社HPより)

 今回新たに活躍するのは願人坊主の寂照なる人物。そりゃ毎回同じ人物ばかりが活躍したのでは面白みも新鮮味もないので登場人物を増やすのはいいけど、譜代陰陽師十二家の中で唯一の女性触頭である土佐久栄の入り婿・土佐(太田)宗信どのが名前すら一度も出てこないっていうのはどういうことですのん!? 2年半も待ったのに…(´・ω・`)

 朱川湊人さんの「いっぺんさん」はノスタルジーと恐怖が融和した珠玉の短編集で、特に表題作は何とも切なくて思わず涙しつつも心温まる、素敵な話だった。
 彼の作品はこの他にはデビュー作である「都市伝説セピア」と「かたみ歌」の2冊しか読んだことはないが、どちらもちょっぴり怖いながらも温もりが感じられる良書だった。機会があれば朱川さんの他の作品も読んでみたい。

book5.gif 11月に読んだ本

 歴史・時代小説
 ・明石掃部 (山元泰生) 学陽書房 人物文庫 2010
 ・悲将 石田三成 (加野厚志) 徳間文庫 2009
 ・冥府小町 土御門家・陰陽事件簿 (澤田ふじ子) 光文社 2011   

 歴史・時代モノ以外の小説
 ・いっぺんさん (朱川湊人) 文春文庫 2011
 ・秘密結社途中下車の会 / 悪夢のカルテ (奈村 信) 文芸社 2009  

 海外モノ
 ・羊飼いの指輪 ファンタジーの練習帳【TANTE STORIE PER GIOCARE】 (ジャンニ・ロダーリ【Gianni Rodari】, 関口英子 訳) 光文社古典新訳文庫 2011
 ・ラテンアメリカ五人集 (ホセ・エミリオ・パチェーコ【Jose Emilio Pacheco】、マリオ・バルガス=リョサ【Mario Vargas Llosa】、カルロス・フエンテス【Carlos Fuentes】、オクタビオ・パス【Octavio Paz】、ミゲル・アンヘル・アストゥリアス【Miguel Angel Asturias】 , 安藤哲行、鈴木恵子、鼓 直、野谷文昭、牛島信明 訳) 集英社文庫 2011 ←10月に読了していたが、前回書きもらしてた…(^^;

 エッセイ、その他
 ・絶滅危急季語辞典 (夏井いつき) ちくま文庫 2011 





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Last updated  2011.11.30 19:11:09
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