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2013.07.13
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カテゴリ:The B-52's
ricky154.jpg Ricky Wilson (March 19, 1953 – October 12, 1985)

 78年にデビューシングル“ロック・ロブスター(Rock Lobster)”をリリースするや、その奇妙奇天烈なルックスとサウンドで衝撃を与え、一躍ニューウェイヴを代表するバンドとなったThe B-52's
 B'sの設立メンバーにして、その独特な変則チューニングで彼等のサウンドを支えていたギタリスト、リッキー・ウィルソン(Ricky Wilson)は85年10月に32歳の若さでこの世を去った。
 今年はちょうどリッキーの生誕60年ということで、愛すべき革新的ギタリスト・リッキーの足跡をざっくりと辿ってみたい。
 02年2月に発売されたB's唯一の公認ファンブック「The B-52's Universe: The Essential Guide to the World's Greatest Party Band」(Mats Sexton著)の記述を中心に、Wikiさんを始め幾つかのサイト等も参考にさせていただきながら、一人でも多くの方に彼のことを知って(思い出して)いただけるよう、リッキーについてあれこれ綴っていく次第である。



 1953年3月19日(木曜日)米国ジョージア州アセンズで産声をあげたリッキー・ウィルソン(Ricky Helton Wilson)は、4年後に誕生した妹・シンディ(Cynthia Leigh Wilson)と共に健やかに成長し、やがて音楽に興味を持つようになった。
 両親にギターを買ってもらったリッキー少年は、『フォークギターを学ぼう(Learning Folk Guitar)』というPBSプログラム(Public Broadcasting Service。米国の公共放送サービス。日本でいうところのNHK教育番組みたいなもの)を見ながらギターを学んだ。
 アセンズのクラーク・セントラル高校(Clarke Central High School。CCHS)に入学する頃にはすっかりギターも上達していたリッキーは、地元のシアーズ(Sears。米国の百貨店チェーン)で“Silvertone Amp in Case”を手に入れてギターのグレードアップを図り、更には夏休みに埋立地でバイトをして稼いだお金で2トラックレコーダーを購入、自作曲を録音して楽しむようになった。その中にはウィルソン家全員がコーラスを担当した“I'm Not Looking for Myself”なる曲も含まれていたそうな。何とも微笑ましい家族だこと(^^) 
 ちなみに、ウィルソンパパは消防士で、ウィルソンママは継母なのだそうな。

 69年夏、リッキーは地元のヘッドショップ(煙草用具店)でキース・ストリックランド(Julian Keith Strickland)と出会う。
 キースはアセンズ生まれながらマディソン郡カマーに引っ越していたものの自宅が火事になり、再びアセンズに戻ってきたところであった。音楽は勿論のこと、東洋哲学や文化といった一風変わったものにまで互いに関心があることが分かった二人は、すぐさま親友になった。髪を逆立て、奇抜な格好をして(トラックのミラーで作られたネックレス等)通りを歩く彼等を見ることは稀ではなかったという。
 そしておそらくこの頃、リッキーはキースにゲイであることをカミングアウトしている。リッキーはキースをソファに座らせて、こう告げたという。
Ricky Wilson is gay.” 「リッキー・ウィルソンはゲイなんだ」と。
ちなみに同じくゲイであったキースは、その半年後ぐらいにカミングアウトしたのだとか。
 そんな二人は大学の芸術学部の土台であった、アセンズにおける長年のゲイ・コミュニティ内に居場所を見付けた。(すみません、英語が苦手なもんで訳あやふやです)

 共同で曲作りに励み、一緒に演奏もしていたリッキーとキースは漠然と自分達を“Loon(ろくでなし、愚か者)”と称していた。そんな彼等の曲目の中には“Pissing on the Grill”なんていうのもあったそうだが、それでも二人はライヴを熱望するようになっていた。
 Wikiさんによると69年から71年まで、リッキーとキースは高校の友人であるピーター・ラヴ(Peter Love)、オーウェン・スコット(Owen Scott)と共にBlack Narcissusというバンドを結成し、演奏していたようである。

ricky80 (2).jpg
 





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Last updated  2013.09.13 05:51:27
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