Pastime Paradise

　ここ数年、御朱印集めにハマっている、所謂“御朱印ガール”が増えているという。私もその一人――と言いたいところだが、先月46回目の誕生日を迎えた私は“御朱印ガール”ならぬ“御朱印BBA（ババァ）”である。BBAの自覚は十分あるのだが、今回は御朱印ガールとして再び吉備路の寺社を幾つか回ってきた。いつも御朱印巡りは独りであちこち回るのだが、この度は同じく御朱印集めがお好きな同世代の素敵な女性とご一緒させていただいた。

　まず最初に向かったのは備前国一宮・吉備津彦神社。まずは一礼して鳥居をくぐり、参道の端を歩く。続いて手水舎で手と口を清め…って、口は無理だ。拝殿ではまず賽銭箱にそっとお金を入れ、二拝二拍手一拝。神様には願いごとではなく誓いをするように、とのことだが思いっきり我欲丸出しのお願いをしてしまった。こちらで御朱印をいただくのは2度目。前回とは別の方が書いてくださったため、今回の御朱印は力強い筆跡だ。

　　吉備津彦神社

　近くの中華料理店で昼食を取り、次の目的地である備中国分寺へと向かうのだが、今回は何と！両備グレースタクシーの“特別な日のための車両（ピンクのクラウン）”にて移動。両備グレースタクシーでは「吉備路　御朱印集めの旅」プランというのをやっているそうな。
（HPはこちら→吉備路「御朱印集め」の旅）
　　ド派手なピンククラウン

　備中国分寺で御朱印を書いてくださったおばあちゃんは、驚くことに93歳だという。お元気そうで何より（＾＾）　前回は若い僧侶さんに書いていただいたのだが、何と書いてあるのか分からなかったので、今回おばあちゃんに尋ねてみると「瑠璃殿」とのこと。あ、こちらの御本尊の薬師如来って薬師瑠璃光如来っていいますもんね。
　庫裏横の御茶屋さんでカキ氷をしゃくしゃくといただき、涼をとった。ん～美味しい。外でカキ氷を食べるなんて、一体何十年ぶりのことだろう。

　最後に訪れたのは画僧雪舟が少年時代に修行した禅寺・井山宝福寺。ここも二度目の参拝だが、何度でも訪れたくなる素晴らしいお寺だ。今回は庫裏にて目の前で御住職さんに御朱印を書いていただき、更には方丈にも上がらせていただいて雪舟の言伝えについてあれこれお話を伺った。意外と気さくな御住職さんで、帰りにはポストカードの御土産まで！本当に有難うございました。

　この御朱印巡りの様子は先月末、地元TV局で放送された。本人は恥ずかしすぎてその放送を見てないのだが…（＞＜）　ディレクターさん、音声さん、カメラマンさん並びに運転手さん、更には両備グレースタクシーの美人運転手さん、寺社関係者様、そして一緒に回ったSさん、大変お世話になりました m(_ _)m
　46歳 御朱印ガール 御朱印BBAの旅はまだまだ続く…

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　 御朱印
　　吉備津彦神社　　備中国分寺　　宝福寺

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