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2017.08.03
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ことの起こりは1月2日深夜。この日は車で来ていたので、仕事を終えて駐車場へと歩いて向かうも何かがおかしいと感じた。視界が何だかモヤモヤして、歩きづらかった。“よっぽど疲れてるのかな…” と思いつつ車に乗り込み、いつもとは違う視界にヒヤヒヤしながら何とか運転して帰宅。
 翌日、目を覚ますとモノが二重に見えていることに気付いた。何だコレ!? 目にグッと力を入れて寄り目にして見ると二重に見える、あの感じ。不思議なことに片目で見ると普通に見えるのに、両目で見ると世界がダブってしまうのだ。二重に見えるということは意外と不便で、遠近感が分かりづらいため歩くのにも苦労する。階段ではコケた。車は無理なので原付に乗っていると、対向車がこちらに迫ってくるように見えるので、どうにか片目をつぶって走った。
 4日、正月休みの明けた近所の眼科で診てもらうと左外転神経麻痺とのことで、念のため総合病院でMRIを撮ってもらった方がよいと、その場で神経内科に予約を入れてくれた。

 外転神経麻痺…外転神経は12対ある脳神経の一つであり、第6脳神経と呼ばれる。外転神経は外側直筋を収縮させ、眼球を外側に向かって水平に動かす。外転神経が麻痺すると、眼球は外転ができなくなり、正常よりも内側を向くようになる。すると両眼の視線が見たい物の場所で交わらなくなり、複視(物が二つに見えること)が現れる。外転神経の麻痺は脳底の動脈瘤、腫瘍、髄膜血管梅毒、糖尿病、外傷などで起こり、眼筋麻痺の中でもっとも頻度が高い。(Wikiさんより引用)

 6日、総合病院の神経内科を受診。人生初MRIを撮るも、若干の蓄膿以外異常なしとのこと。後日の採血検査でも異常なし。胃カメラも勧められたが私は極度の嘔吐恐怖症なので、ピロリ菌の有無を調べる血液検査で済ませた。これも異常なし。メチコバールというビタミン剤を飲んで様子を見ているだけだったが、複視は2ヶ月ほどで治まり、原因不明のまま寛解。



 息子達との京都旅を翌週に控えた4月半ばの或る日、目覚めると約1ヶ月半ぶりのイヤな眺め…ショック 何てこった!複視が…外転神経麻痺が再発してもーた!明らかに左眼が内側に寄ってる!
 再び近所の眼科→総合病院の神経内科へ。人生2度目のMRI&眼窩MRIを撮り、もしかすると若干の蓄膿が関係あるかもしれない…ということで総合病院の耳鼻科も受診することに。副鼻腔のCT(人生初CTだったような気がする)を撮り、副鼻腔炎の薬をいただいた。父が副鼻腔癌(※)で他界したため、副鼻腔炎と聞くだけで癌の恐怖が頭をよぎってしまう。
(※すみません、何年も記憶違いしてました。正しくは硬口蓋癌です)
 神経内科と耳鼻科にかかりながら様子をみているうちに、今回も原因不明のまま約2ヶ月ほどで複視が治まった。ヤレヤレ。



 …と一安心したのも束の間、6月下旬には外転神経麻痺再々発。「今度はゆっくり体の中を調べてみましょうか」とのことで一週間ほど検査入院することに。入院前に採血、心電図、レントゲン、副鼻腔のCTを撮っておいた。
 それから約2週間後の入院当日。入院前にとある用事があり車で直進走行中、対向車線からいきなり右折車に突っ込まれた。何てこった!まぁこの後すぐに入院するのだから、もし体に不調がでてもちょうどいいか…なんて呑気に考えたりして(^^; 
 外転神経麻痺による検査入院中、何をしたのかというと――

  1日目:採血、CT(頚椎、頭部←副鼻腔も含む)
  2日目:髄液検査(腰椎穿刺)、耳鼻科診察
  3日目:CT(胸ー骨盤)
  4日目:採血、注射2本(重症筋無力症テスト)、点滴2本(頭痛止め)
  5日目:ステロイドパルス療法(ステロイド剤点滴)
  6日目:ステロイドパルス療法(ステロイド剤点滴)
  7日目:ステロイドパルス療法(ステロイド剤点滴)
  8日目:何もなし
  9日目:耳鼻科診察 副鼻腔炎が完治したため、最後の診察
 10日目:退院 午後から仕事復帰

 腰椎穿刺というのは、背中から腰椎と腰椎の間に針を刺して髄液を採取する検査なのだが、検査自体は局所麻酔のおかげで痛くも何ともないのだけれど、その後の頭痛が辛かった(4日目に頭痛止めの点滴を打ってもらったが、治まるのに10日ぐらいかかった)。当初は事故のせいで頭や肩が痛いのかと勘違いしていたけどね。
 ステロイドパルス療法とは、ステロイド薬を3日間で大量に点滴するという治療法で、これが効いたのかどうか3度目の今回は1ヶ月余りで複視は改善。外転神経麻痺の原因は結局分からずじまいなのだが、おそらくストレスからだろうとは思う。4回目が来ないことを祈るばかりである 病院

 えんぴつ 追記(2020年)
 この後も、数ヶ月おきに左外転神経麻痺が起こっては1~2ヶ月で自然と治まる…というのを繰り返しており、病院に行ったところで検査して様子見だけなので、1年半ほど放置。
 2020年1月、久々に総合病院で造影剤を入れてのMRI検査を受けるも、やはり脳には異常なし。ただ、こう何度も繰り返すことはあまりないとのことで、もしかすると虚血性のものかもしれないとか何とか。
今は日常生活には全く支障がないまでに回復(但し左眼をメインに使って左側を見ると複視になる)。





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Last updated  2020.04.22 00:31:39
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