カテゴリ:書籍・雑誌
人生をより低迷させる旅コミ誌「野宿野郎」。以前バイトしていた古本屋でたまたま見つけ、タイトルに惹かれて2冊購入したものの、元々野宿どころかアウトドア系にさえ微塵も興味がないので、何年も本棚に放置していた。
久々に読み返して、ふと目に留まったのが、「野宿野郎」の連載企画である“THE 誕生日野宿”。 誕生日を野宿中に迎える。その年はいいことがあるに違いない――と書かれてある。私は今月23日が誕生日。22・23日は休みを取っているので、実家の裏の土手で野宿してみようかしらん♪ 「野宿野郎」は2004年に創刊され、現在まで7冊発刊されているらしい。私の手元にあるのは05年7月発行の3号と、06年12月発行の5号。編集長が女性の方だからなのか、それぞれの号の言い方がちょっぴりかわいい。 ・ためしに1号 (04年10月) 特集:野宿、100人(1/4)に聞きました ・調子にのって2号 (05年1月) 特集:お遍路野宿 ・急いでつくった3号 (05年7月) 特集のようなもの:一周とか、縦断とか ・なにがなんだか4号 (06年3月) お題のようなもの:野宿LOVE ・やっとできたよ5号 (06年12月) 特集のようなもの:駅寝ってどうよ? ・これでいいのか6号 (08年9月) 特集のようなもの:念願の、トイレ野宿の世界 ・これでいいのだ7号 (10年3月)←6号の増補改訂版 まぁかわいいのは号の言い方だけで、内容は野宿100%のディープな代物。うーん、野宿を心から愛する人って一体この日本にどのくらいいるのだろう? さて野宿100%のディープな本とはどういうものなのか、5号の目次は以下の感じ ・どきっ★寝袋写真館 ・野宿戦隊シュラフマン! ・あの人に聞きに行こう、野宿 ・特集のようなもの:駅寝ってどうよ? ・インドの、なんとかっていう駅で寝ていたら(以下略) ・のじゅくまんが ・駅寝の最中にヤンキーと酒盛りした話 ・2005年、のと鉄道 “惜別”駅寝 ・野宿100人に聞いていこう5 野宿するって本当ですか? ・野宿の色彩 ・野宿学会 第2回~野宿を広めるのだ!~ ・野宿野郎的読書 第2回 ~実践的、漫画か。~ ・エーライ・ペテンスキー教授特別講義録 一般野宿学講義 ・アフロあきらの世界野宿紀行 ・秘密野宿 ~キヲクとキロク~ ・時にはトイレの中で… 第5回 年の暮れはトイレに寝るのだ。 ・野宿人育成プロジェクト THE 誕生日野宿 第5回 などなど。もうね、カルピスを原液のまま飲んでる気分……濃すぎるんじゃ!! その5号で特集されている“駅寝ってどうよ?” 駅寝…春か秋であれば、やろうと思えば出来そうな気がする。ただやろうと思わないだけで。岡山駅だと正面(後楽園口・東口)のガラス扉は午前1時だか2時だかに閉まっちゃうけど、裏の運動公園口(西口)は扉がないので、2階の東西連絡通路には深夜でも何人か結構いるもんなあ。ひょっとしたら駅寝の人もいるのかもしれない。ひょっとしてひょっとしたら、この本に触発されたのかも…って、そんなわけないか(^^; 「野宿野郎」の発行はもう何年も止まったままのようだけど、サイトの方は今もちゃんと更新されているみたい。野宿に興味がある方は「野宿野郎」で検索してみては。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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