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2020.03.11
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カテゴリ:史跡巡り
3月8日正午過ぎ、桑名へ向けていざ行かん! 新幹線
東京行新幹線の指定席は、日曜に係わらず乗車率3~40%といったところか。車内はキチンと換気してますよ、とのアナウンスが度々流れていた。名古屋での乗換時間は約10分、快速みえで桑名へ向かう。
 今回の旅の目的は木曽三川を直に見ることのみ。その木曽三川を一望出来るという、木曽三川公園センターの展望タワーから雄大な三川の流れを心行くまで眺めたかった。最大難場であった四ノ手の油島千間堤には、薩摩藩士達が工事中に倒れた犠牲者の鎮魂を祈って植樹したという、九州から取り寄せた日向松が繁茂し、千本松原として今も残っている。そしてそこには治水に尽力した薩摩藩士を讃え、平田靱負の遺徳を偲び、犠牲となった多くの藩士達を慰霊している治水神社もある。目指すは油島だ!
 15時頃、桑名駅に到着。岡山からたった2時間で来られるとは…有難き哉JR。ホテルにチェックインして荷物を置き、再び桑名駅へ。そこから養老鉄道に乗車し、多度駅で下車。意気揚々とタクシーに乗り込み、目的地の木曽三川公園センターへと向かう。揖斐川に掛かる油島大橋を過ぎ、センター入口で降ろしてもらうも、まさかの休館。今、サイトを確認すると「新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための屋内施設の休館等のお知らせ」とトップページに赤字で記載されているが、8日時点すでに書かれていたのだろうか?嬉しすぎて見逃してたのかな?
 仕方が無いので、治水神社へ。参拝は16時迄とのことで、こちらも間に合わず ショック それでもゆっくり神社と千本松原を見て回った。265年前に薩摩藩士達が心血を注いで作り上げた油島千間堤に、いまこうして立っている。それだけでもう感慨無量であった………この時までは。

 さて帰ろう、と思ったものの、休館のためかバスもタクシーもない。閉店間際だった公園前のお店に慌てて駆け込み、おそらく個人タクシーかと思われる会社の電話番号を教えていただいた。そちらに電話するも、忙しくて行けないから●●タクシーの番号を104で聞いて、そこに電話してみて、とのこと。言われたとおり104に掛けて尋ねるも、その名前のタクシー会社はないと言われ、そう呼ばれているタクシー会社ならあると教わり、掛けてみるも管轄外だったかで断られ、違うタクシー会社を教えられた。そんなこんなで結局5件ものタクシー会社に電話した挙句、全て断られるという、まさかの事態に!!そういえばこの地は愛知・岐阜・三重の県境にまたがっているんだっけ…。
 まぁ時間はたっぷりあることだし、こうなったら自力で多度駅に戻ろう、とGoogle先生に道案内を頼み、歩いて帰ることに。徒歩で渡ると本当に揖斐川ひとつでもデカい。宝暦当時この先は揖斐川と木曽川が合流していたというのだから、どれほどの川幅だったのだろうか。想像するだけで身震いしそうだ。おまけに堤防から家々を眺めると、随分と低く感じる。この辺り(海津市)の面積のおよそ4割が海抜0M地帯だそうで、川が土地や建物よりも高いため、雨などで川の水位があがると川の水が流れこんできて、昔から度々水害に見舞われてきたそうな。
 Google先生に導かれるまま約1時間掛けて多度駅に辿り着き、養老鉄道で桑名駅へ戻る。感激はしたものの、徒労感の色濃く残る桑名初日であった。

 治水神社

 これだけの犠牲者が…しょんぼり

 油島からの揖斐川





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Last updated  2020.03.11 16:46:49
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