カテゴリ:80's Fave Albums
新型コロナウイルスでSTAY HOMEを余儀なくされた方達のため、公式YouTubeでライヴ映像を公開しているアーティストがいる。近頃お気に入りのユニコーンも、今月限定で再結成後のライヴ映像がいくつか楽しめる。ありがたや。流しっぱなしにしていたら、いつの間にやらB'zのライヴが流れていた。彼らもそうなのかな?14日には39県で緊急事態宣言は解除されたが、私自身は宣言が出ていようが勤務は全く変わっておらず、休日にライヴ映像を楽しませてもらった。
「あなたがどんなに裕福か、どんなに有名か、どんなに面白いか、どんなに頭がいいか、どこに住んでいるか、何歳か、どんなにすごい話を語れるかなんてどうでもいいのよね。これは偉大なイコライザーで、その恐ろしいところがいいところでもある。恐ろしいのは、色々な意味で私達全員を等しくしたことで、素晴らしいのは、色々な意味で私たち全員を等しくしたことよ」 マドンナ(Madonna)は先月、こう呟いた。すると、「いやいや、有名人は特権があるでしょ」と批判された。全然平等なんかじゃない!――と。まぁ彼女が言いたかったことも分かるけどね。 唐突にマドンナの話にもってきたが、彼女のライヴ映像はコロナ以前からYouTubeにアップされており、結構よく見ている。これがまた本当にスゴい!どのライヴも目が釘付けになる映像&楽曲とパフォーマンスのクオリティの高さなのである。マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)もプリンス(Prince)も亡くなってしまった現在、【Queen of POP】なんていう陳腐な称号をも超越した孤高のミュージシャンだと思う。ま、まぁ人間性は置いといて。 90年に東京公演を皮切りに27都市で57公演を行った「Blond Ambition Tour(ブロンド・アンビション・ツアー)」の映像なんて、今まで何十回見ただろう。当時TVで放送された、とWikiさんにあるが、おそらく視聴したと思う。80年代半ばの彼女は苦手だったが、この頃には彼女の魅力を認めざるを得なかった。恐ろしく惹き込まれた。 「Blond Ambition Tour」は前年にリリースされた彼女の4thアルバム「Like a Prayer」の楽曲を中心にセットリストが組まれていたが、このアルバムの素晴らしさたるや! アルバムのタイトルソングである “Like a Prayer” は彼女の代表曲であり、様々なライヴでもアレンジして歌っている。続く“Express Yourself” 、この曲は米国のフェミニスト(兼批評家)さん曰く「若い女性達にそのセクシュアリティーを素直に受け取る事と同時に自分の人生のあらゆる分野を支配することを教えた」。10代の頃の私が彼女を嫌悪していたのは、まさにそのセクシュアリティの部分であったのだが、この曲がヒットした89年には私も素直にセクシュアリティを受け取り、女性としての人生を十二分に謳歌していた頃だったので、マドンナのメッセージに大いに共感したのであった。 このアルバムの中では、個人的には “Oh,Father” という曲がお気に入りなのであるが、マドンナの実体験が元だと言われる歌詞もPVも、苦悩に満ちた重苦しい内容である。 プリンスが “Love Song” で共作していたり、TOTOのジェフ・ポーカロ(Jeff Porcaro) がドラムで参加していたりするのも嬉しい。全曲Youtubeにリンクしているので、タイトルをポチってみてね♪ シングルカットされた曲は当時のPVもお楽しみくだされ。 「Like a Prayer」 Madonna - My Fave Albums of the 80's. Vol.23 1. Like a Prayer 2. Express Yourself 3. Love Song (Feat. Prince) 4. Till Death Do Us Part 5. Promise to Try 6. Cherish 7. Dear Jessie 8. Oh Father 9. Keep It Together 10. Spanish Eyes 11. Act of Contrition おまけ Blond Ambition Tour 90年の日本公演の映像。衣装はゴルチエ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.05.15 02:57:34
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