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2021.01.12
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カテゴリ:The B-52's
 『​Mesopotamia​』 released on January 27, 1982
  1. Loveland
  2. Deep Sleep
  3. Mesopotamia
  4. Cake
  5. Throw That beat in the Garbage Can
  6. Nip It in the Bud   パソコン YouTubeでFull albumが聴ける。アルバムタイトルをclick !

 2枚のオリジナルアルバムで独自のスタイルを確立したものの、収録されている曲のほとんどはデビュー前から演奏していたものだった。そこで新たな曲作りを始めたものの、レコード会社やマネージャーからの絶え間ないプレッシャーに加え、ご近所トラブルやら共同生活の疲れやらで思うように進まず、結局リミックスアルバムという形で取り敢えずは凌いだ。
 そんな彼等に、ニューアルバムにはトーキング・ヘッズ(Talking Heads)のデヴィッド・バーン(David Byrne)をプロデューサーに迎えてはどうかと提案したのは、マネージャーのゲイリー・カーファースト(Gary Kurfirst)であった。81年10月、今までと同様にバハマ・ナッソーのコンパス・ポイント・スタジオでレコーディングに取り掛かった。

 バーンはバンドの音楽を完全に変えたと批評された。トランペット、サックス、アフロキューバン(黒人色の濃いキューバ音楽的な)パーカッション、そしてヴォーカルのオーバーダビングも取り入れられており、バンドが確立した音楽からの勇気ある離脱が試みられていた。これまで発表した2枚のアルバムは基本的にスタジオでのライヴ録音であったが、今回のアルバムで彼等は新しいアイデアの実験をし、進んで違うアプローチを試みたのである。
 残念ながらこの変化は多少強引且つ急いで行われたため、カーファーストとレコード会社からのプレッシャーはますます増える結果となり、そのため「Mesopotamia」は6曲入りEPとして発売された。他にも幾つか、“Queen of Las Vegas”、“Big Bird”、“Butterbean”、“Adios Desconocida” 等の曲作りも進んでいたが、アルバムリリース時にはまだ完全でなかったとかで今回は収録を見送られた。(“Adios Desconocida” 以外の3曲は、翌83年リリースの3rdアルバムに収録)
 B'sは “Deep Sleep” ではなく “Big Bird” をEPに入れたかったそうだが、レコード会社に却下されたらしい。なので翌月からの『Meso-Americans Tour』では “Deep Sleep” を演奏せず、毎回 “Big Bird” を演奏したらしい。まぁ “Deep Sleep” はこのEPの中で唯一リッキーが作曲に係わってないようなので、個人的にはあまり関心がない…(^^; 
 「Mesopotamia」はBillboardチャートで35位、英国では18位だった。うーん、妥当かな。何というか…悪くは無いけど、B'sとしては微妙な感じ。前回も書いたが、余程のマニアかコレクターでない限りは、前作のリミックスアルバムと今回のEPが1枚に収まっている「Party Mix! / Mesopotamia 2 Albums on 1 Compact Disk」を持っておけば十分だと思う。正直なところ、そこそこのファンだと自負している自分でも、「Party Mix!」と「Mesopotamia」は数えるほどしか聴いたことがない。いやまぁ、好みの問題だろうけど。

 ちなみにジャケットに描かれているメンバーのデザインは、シンディ画伯によるものであるパレット





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Last updated  2021.01.12 17:24:37
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